「ワサビ(山葵)」という花をご存知でしょうか。
「ワサビ(山葵)」は、日本原産、アブラナ科ワサビ属の多年草です。
今回は「ワサビ(山葵)」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ワサビ(山葵)」の花言葉
3mm程の小さな白い花を咲かせる「ワサビ(山葵)」の、2つの花言葉をご紹介します。
「目覚め」
「ワサビ(山葵)」の根が、目が覚めるほどの刺激的な味である事が、「目覚め」の由来とされています。
ツンとした独特の辛みのある根は、古くから食用として親しまれています。
根の味だけではなく、みずみずしい緑色の葉や真っ白い花も鮮やかで爽やかです。
リフレッシュしたい時にぴったりな植物です。
「うれし涙」
「目覚め」同様、根の特徴が「うれし涙」の由来とされています。
特有の辛みを持つ「ワサビ(山葵)」ですが、旨味も感じられる事から「涙」だけではなく「嬉しい」という言葉がついています。
「ワサビ(山葵)」の花は、大きさがわずか3mm程ととても小さいです。
その小さい白い花は、まるで涙のように煌びやかです。
喜ばしい意味を持つ植物なので、贈り物にもおすすめです。
「ワサビ(山葵)」の名前の由来
山に咲いていて葉が「ゼニアオイ(銭葵)」に似ている事から、「ワサビ(山葵)」という名前がつけられました。
名前の由来通り、「ワサビ(山葵)」と「ゼニアオイ(銭葵)」の葉はどちらもハート型のような形をしています。
「ワサビ(山葵)」の豆知識
3月〜4月頃に開花する「ワサビ(山葵)」ですが、花も根や葉と同様に食べる事ができます。
花は小さくてとても可愛らしい見た目をしていますが、味は根や葉と同じくツンとした辛みがあります。
おひたしやしょうゆ漬けにすると旨味が増します。
「ワサビ(山葵)」には、ビタミンやカリウムが豊富に含まれていると言われています。
辛いだけではなく、栄養もしっかりあります。
根や葉だけでなく花もピリッとした辛みを楽しむ事ができる、万能な「ワサビ(山葵)」です。
まとめ
香辛料としてお馴染みの「ワサビ(山葵)」についての解説でした。
食すだけでなく、小さな可愛らしい花を目で楽しむ事もできる魅力的な植物です。
「ワサビ(山葵)」を見かけた時は、ツンとした味を連想させる2つの花言葉を思い出してみてください。