愛嬌のある形をした「レンブ」はフトモモ科フトモモ属のジャワフトモモの果実の呼び名です。
マレー半島原産で、インド、フィリピン、マレーシア、台湾、国内では沖縄などで栽培されています。
花は白く雄しべが密集して生えます。
その後、ピンク、赤、白などの果実が実り、収穫されるのは6月から8月です。
今回は、「レンブ」の花言葉について解説します。
「レンブ」の花言葉
「旺盛」「上品」といいます。
いずれも良い言葉で、意味が合う人への贈り物に向きます。
「旺盛」
「レンブ」が枝分かれした先に鈴なりに実り、いかにも生命力に溢れていそうな様子から付いた花言葉です。
生命力旺盛で、元気に溢れ活動的な人へ贈るのに向きます。
好奇心旺盛で、学術的な探究心が尽きない人にも合うでしょう。
食欲がもの凄い人にも合います。
「レンブ」を食べて、意欲を盛り上げようと意識するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、穏やかで勢いに欠ける人です。
「もっと積極的な方が良い」と思うかも知れませんが、人それぞれのペースがあるため、助言を求められたのでなければ、余計なお世話です。
それが恋人で、積極性が欲しいという意味なら、まずは自分から始めましょう。
その上でリアクションが薄いなら、それは、相手にとって今のペースが心地よいという事で、旺盛さを求めても無理させるだけです。
「上品」
赤く熟した「レンブ」はリンゴとやや近い見た目をしていますが、小さく細く控えめです。
また、表面は傷つきやすいけれど光沢があり、品の良いイメージがある事から付いた花言葉です。
普段から上品で、高級なレストランや豪華客船でも戸惑わないような人へ贈るのに向きます。
良い躾を受け、振る舞いや考え方に品性が感じられる人にも良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、自分の言動を省みるきっかけにも出来ます。
この花言葉が合わないのは、自分の身に付けた上品さを誇り、上品でない人を見下す人です。
上品さは、人との関係を円滑にするためのもので、その本質を勘違いしては、エレガントとは言えません。
「レンブ」の豆知識
「レンブ」は漢字で「蓮霧(レンブー)」と書きます。
これは台湾の呼び名で、マレー語の「ジャムブ」を音にしたものです。
マレーシアでは「レンブ」を更に細分化した呼び方があります。
日本で「ミカン」や「サクラ」が多数あるのと同じような感覚でしょう。
まとめ
艶やかな「レンブ」は見ても食べても良いものです。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。