「ナス(茄子)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ナス(茄子)」の花言葉とは? 花言葉

焼いても揚げても漬け物でもおいしい「ナス(茄子)」は、「ナス」「ナス」属の多年草または一年草です。

インド原産で、5世紀頃に中国へ、13世紀にヨーロッパに伝播しました。

日本には7世紀頃から中国経由で伝わっていましたが高級品の扱いで、庶民の野菜になったのは江戸時代以降です。

花は下を向いた紫色の星形で、花期は6月から10月です。

今回は、「ナス」の花言葉について解説します。

「ナス(茄子)」の花言葉

「つつましい幸福」「真実」「よい語らい」「優美」があります。

良い意味が揃うため、贈り物にもお祝いにも向きます。

野菜として「ナス」が嫌いな人にとっては響かないので、好みには気を付けましょう。

「つつましい幸福」

「ナス」の花の俯いた姿と、結実しやすい性質から付いた花言葉です。

同じ由来で「希望」という花言葉もあります。

あまり贅沢な生活は出来ていないけれど、仲は円満な配偶者に贈るのに向きます。

自宅に植え、収穫の幸せを味わうのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、生活に困っていない夫婦で、稼ぎが多い方の配偶者です。

「稼ぎが足りない」という意味に取られます。

「真実」

こちらも「ナス」が結実しやすい性質から付いた花言葉です。

諺に「親の小言と茄子の花」というものがあり、無駄がないものの喩えにされています。

うるさいと思っていた親のお説教は真実を伝えていた、という感興からの花言葉でもあります。

物事を不十分で放置せず、真実を見極めようとする友人などへ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、仲直りの時です。

「一応謝るけれど、真実としてはこっちが正しい」という意味に繋がり、喧嘩が再燃します。

「よい語らい」

「ナス」が庶民の食卓にしばしば現れ、一家団欒の語らいの名脇役である事から付いた花言葉です。

食卓に上った時、話題にしてゆっくり家族と語り合うきっかけにするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、子供に説教をしたい時です。

あなたは「よい語らいをした」と満足していても、子供がそう思うのは、遥か未来です。

「優美」

「ナス」の曲線的なフォルムと黒紫一色で艶やかな色合いから付いた花言葉です。

優しく美しい印象のある恋人や友人に贈るのに向きます。

優美な歌声を披露する人にも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、落ち着かないぐらい眩しく美しい人です。

少々方向性が違います。

まとめ

「ナス」は野菜としてスーパーでしか見かけず、味と触感以外に興味を持たない人も多いでしょう。

花言葉を知り、広く興味を持てば、特徴的な花を楽しむ事も出来ます。

植物を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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