葉も花も可愛らしい「ルリハナガサ(瑠璃花笠)」はキツネノマゴ科エランセマム属の常緑樹です。
インド以東に分布し、日本へは明治時代に渡来しました。
花は直径2cmほど、色は青紫色で、筒状の花の先が分かれ、はっきり5枚の花弁に見えます。
花の後ろの苞葉には緑と白の縞模様があります。
花期は12月から4月です。
今回は、「ルリハナガサ」の花言葉について解説します。
「ルリハナガサ(瑠璃花笠)」の花言葉
「可憐の極致」といいます。
「可憐」は可愛くいじらしい様子、「極致」は最後に至るところ、つまり「究極」のような意味です。
小さく可愛らしい花が集まり、苞葉の縞模様もアクセントになって、大変可憐な事から付いた花言葉です。
見た目も振る舞いも可憐な人へ贈るのに向く花言葉です。
可愛さを追求したキャラクタグッズのブランドに合います。
可愛さを磨くコスメシリーズにも良いでしょう。
画像加工で可愛く見せるアプリのインターフェイスデザインにも使えます。
スマホの待ち受けにして、可憐さを強く意識し、自分のものにするのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、「身内なので可愛い」とか、「不細工なところが可愛い」など、言い訳が付く可愛さの人や物です。
可愛い、可憐という言葉は、婉曲表現で使われる事もありますが、「極致」が付く以上は、ごまかしは効かないと考えましょう。
こういうところを曖昧にしておくと、「その上」を表す雑な表現が横行し、言葉に緊張感がなくなっていきます。
「ルリハナガサ(瑠璃花笠)」の豆知識
「ルリハナガサ」は、瑠璃色の花が真上を向き、笠を思わせる事が由来で付いた名です。
学名を「エランセマム・プルケルム」といい、これは「エル(春)」「アンサス(花)」「プルケルス(愛らしい・美しい)」となり、「春に咲く可愛い花」という単純明快な意味です。
別名に「ブルーセージ」という名もありますが、同じ別名を持つ植物にシソ科アキギリ属の花があり、きっちり区別したい時には向きません。
「セージ」と言えばハーブとして利用出来る植物ですが、「ルリハナガサ」には特にハーブとしての用途はありません。
まとめ
「ルリハナガサ」は可愛らしい花です。
花言葉を知っていれば、より愛らしく感じられるでしょう。
花をより彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。