「ルリハコベ(瑠璃繁縷)」は、サクラソウ科「ルリハコベ」属の一年草です。
全世界の熱帯から亜熱帯、ヨーロッパに分布し、国内では関東地方以西から九州の、日当たりと水はけが良い海岸近くに生育します。
花は直径1cm程で青紫色、花期は3月から5月です。
今回は、「ルリハコベ」の花言葉について解説します。
「ルリハコベ(瑠璃繁縷)」の花言葉
「変わり身」「恋の出会い」「約束」「追想」といいます。
比較的良い言葉が揃っており、贈り物に向きます。
「変わり身」
「ルリハコベ」の花は、晴れた日にしか開かず、曇りや雨の日は閉じてしまう事から、ちょっとした事で態度がらっと変わってしまう人に喩えた花言葉です。
同じ由来で「変身」という花言葉も付いています。
そのままの意味だと悪い意味になりますが、プラスの意味にもなります。
TPOに応じて振る舞いを変えられる人へ贈るのに向く花言葉です。
化粧上手で普段と別人のように美しくなる人にも良いでしょう。
「恋の出会い」
花の可愛らしさと、這い伸びる茎が他の花と手を繋いでいるように見える事から付いた花言葉です。
知り合って間もない相手への、恋の告白に添えるのに向く花言葉です。
意味を広めに取り、偶然の出会いを求める古本街巡りが趣味の人にも良いでしょう。
「約束」
絡む茎が、結ばれた約束をイメージする事から付いた花言葉です。
誰かと約束する時、贈り合うのも良いでしょう。
結婚の約束という事で、プロポーズにも向きます。
但し、「変わり身」という花言葉があるため、「態度を豹変させて約束を破るのでは?」というふうに、ネガティブに深読みする人には向きません。
「追想」
去年の恋の出会いや約束などを、今年の春に咲く「ルリハコベ」を見ると思い出す、そんな繋がりの花言葉です。
思い出を共有する友人や恋人へ贈るのに向きます。
スマホの待ち受けにして、物忘れに気付くきっかけにするのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、特に追想するような思い出を共有していない相手です。
「何かあって忘れていたのだろうか」と、気まずくさせるだけです。
まとめ
「ルリハコベ」は色鮮やかですが、小さく見落とす事も多い花です。
花言葉を知れば、存在に気付き楽しむ機会も増えるでしょう。
風景に色を足してくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。