「ルクリア(ニオイザクラ)」は、アカネ科「ルクリア」属の常緑樹です。
インドのアッサム地方原産で、ヒマラヤや中国に分布します。
日本でも栽培されますが、気候が違い枯らさず育てるのは難しい品種です。
花は白かピンクの花弁を5枚つけ、甘い芳香があります。
花期は11月から12月です。
今回は、「ルクリア」の花言葉について解説します。
「ルクリア(ニオイザクラ)」の花言葉
「匂い立つ魅力」「優美な人」「しとやか」「清純な心」があります。
サクラのイメージも含まれた、どれも良い意味の花言葉で、贈り物に向きます。
人を形容する言葉ばかりなので、式典など不特定多数相手には意味が薄まってしまいます。
「匂い立つ魅力」
「ルクリア」の魅力的な香りから付いた花言葉です。
文字通り、匂い立つような色気などがある恋人に贈るのに向きます。
意味を少し広げて、料理のスパイス使いが巧みで良い香りに仕上げる人にも合います。
この花言葉が合わないのは、事実か否かにかかわらず、自分の臭いを気にしている人です。
あなたが魅力的に感じているとしても、皮肉としか受け取ってくれません。
「優美な人」
サクラを思わせる花の色や形から付いた花言葉です。
笑顔の優しいホッとするような印象を与える友人や恋人に贈るのに向きます。
振る舞いが穏やかで優しい印象の人にも良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、柔らかい美しさを身に付けられるよう心がけるのにも使えます。
この花言葉が合わないのは、チャキチャキ威勢の良い人です。
魅力的ですが、優美と呼ぶには印象が違い過ぎます。
「しとやか」
しとやかとは、物静かで上品なイメージを言います。
たっぷりの花を付けた「ルクリア」の株を見ると少々印象が異なりますが、花一輪を拡大したものと考えると理解出来るでしょう。
上品で物腰柔らかな友人や恋人に贈るのに向きます。
自宅で育て、しとやかさを身に付けようと心がけるのも良いでしょう。
「清純な心」
こちらもサクラのイメージで、一重のすっきりした花の姿と、淡い色合いから付いた花言葉です。
心が清らかで、人を貶めるようなことが無い友人などに贈るのに向きます。
見返りを求めず慈善事業などに取り組む人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、潔癖で汚れたものに対して攻撃的な人です。
手段を選ばなくなった時点で、清くはありません。
まとめ
「ルクリア」は姿も香りも優しい花です。
花言葉を知れば、更に身近で好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。