「黄色い彼岸花」の花言葉とは?由来など花言葉を徹底解説

「黄色い彼岸花」の花言葉とは? 花言葉

「黄色いヒガンバナ」とは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の「ショウキズイセン」を指します。

日本在来種で、東南アジアから東アジアにかけて分布します。

赤いヒガンバナ同様、夏までは地上部分が枯れ、花期は9月から11月です。

今回は、「黄色いヒガンバナ」の花言葉について解説します。

「黄色いヒガンバナ」の花言葉

「元気な心」「深い思いやりの心」「悲しい思い出」「再会」があります。

ヒガンバナ全体の花言葉と一部重複します。

良い意味の花言葉が多く、意味を上手く選べば贈り物にも向きます。

「元気な心」

黄色は英語圏では太陽の色に例えられる事から、太陽に明るく照らされ、元気に活動するイメージで付いた花言葉です。

同じ由来で「陽気」という花言葉も付いています。

元気で賑やかな周りを明るくしてくれる友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

実際に活動する元気がなくても、明るい考え方が出来る人にも向きます。

何となく気が晴れない時、部屋に飾り気分を変えるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、気分が落ち込んでいる人です。

直接心を元気にさせようと思うより、まず、身体を動かすなど、外から改善した方が良い結果に繋がります。

「深い思いやりの心」

ヒガンバナは「リコリス」とも呼ばれますが、これは学名から付いたものです。

その語源は、古代ギリシャ神話の海の精霊(ニュムペー)の1人である「リコリアス」です。

リコアリスは金髪の美しい精霊とされており、輝く黄色のヒガンバナとよく合います。

海で連想される、深さや全ての命を生み出した優しいイメージから付いた花言葉です。

思いやり溢れる友人や、心血注いで育ててくれた両親に贈るのに向きます。

「悲しい思い出」

ヒガンバナ全般の花言葉で、墓地の近くなどに植えられる事から付いた花言葉です。

これは本来、救荒植物として、困窮した人が集まる寺院で使いやすいように植えたものです。

美しい花は故人を慰める事にもなり、何も悪い意味はないのです。

悲しい記憶に落ち込む友人などを元気づけるために贈るのに向きます。

悲しみには、「元気になろう」と言うよりも、共感の方が必要な段階もあります。

「再会」

地上部が全て枯れながら、また翌年に花を咲かせる事から付いた花言葉です。

再会した友人や、別れ行く人に再会を願って贈るのに向きます。

別れる予定が全くない人にとっては、「別れて欲しいのか? それとも距離を取ろうというのか?」と、不安に思わせてしまうので不向きです。

まとめ

「黄色いヒガンバナ」は、見た目に鮮やかで美しい花です。

誰かに贈られた時、花言葉を知っていれば、そこに込められた様々な思いを知る事が出来るでしょう。

花を多面的に見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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