可憐な花を咲かせる「ラペイロージア」は、アヤメ科「ラペイロージア」属の総称です。
南アフリカ原産で、鑑賞用として流通しています。
直径1cm前後の花が複数咲き、花期は2月から4月です。
今回は、「ラペイロージア」の花言葉について解説します。
「ラペイロージア」の花言葉
「青春の喜び」「歓喜」「誠実」「強い心」といいます。
現在は別属に分類された「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」の花言葉と共通します。
「青春の喜び」
小さく色鮮やかな花が多数咲く様子を、青春時代、仲間と喜び戯れる姿に喩えた花言葉です。
青春時代を過ごし、良い思い出を共有している旧友や配偶者などへ贈るのに向く花言葉です。
今まさに青春時代で、恋人などが出来て浮かれている人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、青春時代で悩んでいる人です。
大人から見れば些細な悩みで、「後に良い思い出になる」と贈るかも知れません。
ですが、当事者にしてみると、先のない迷路に迷い込んでいるところに、上から目線で悩みを否定されたようなもので、反発心ばかりが浮かびます。
成長を促す嫌われ役の大人として接しているなら、問題ありません。
「歓喜」
花が咲き乱れる様子を、より端的に表した花言葉です。
何かで成功したり、恋愛が成就するなど、非常に喜ばしい思いをしている人へ贈るのに向きます。
希望する進路に決まった人限定の卒業記念パーティーなどにも向きます。
この花言葉を贈るのに合わないのは、日頃のちょっとした喜びを抱いただけの人です。
安売りする言葉ではありません。
「誠実」
寒い季節にも妥協せず可憐な花を咲かせる様子から付いた花言葉です。
周囲の雑音に流されること無く、誠実に約束通りの仕事を仕上げる人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、完璧主義の人です。
そこにあるのは、自分の基準と合わない事を極端に嫌がる不安な気持ちで、納期は気軽に破ってきます。
「強い心」
こちらも、寒い季節にくじけず咲く様子から付いた花言葉です。
心が強く、辛い事があってもくじけることがない人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、平気を装っているだけの人です。
「もうどうにでもなれ」という気持ちで、既に心が折れている場合、いついなくなるか分かりません。
同一労働には同一の評価、同一の休暇を与えるのが当たり前で、「無償で無理を頼める人」はいないと理解しましょう。
昭和の時代にそれが出来たのは、大幅な昇給が約束されていたからで、忠誠心は後付けです。
まとめ
「ラペイロージア」は可憐な花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。