「ラバテラ」はアオイ科ハナアオイ属の複数品種の総称です。
南ヨーロッパ原産で、日当たりの良い海岸や荒れ地に自生する他、鑑賞用としても栽培されます。
花は直径10cmほどで、花色はピンク、白、花期は9月から10月です。
今回は、「ラバテラ」の花言葉について解説します。
「ラバテラ」の花言葉
「奉仕の精神」「承諾」「引き受けます」といいます。
悪い意味ではありませんが、誤解を生む可能性がある花言葉です。
贈る時は注意しましょう。
「奉仕の精神」
「ラバテラ」は干魃や病害虫に強く、栽培に手間があまりかからないのに、多くの花をつけ人を楽しませてくれる事から付いた花言葉です。
社会奉仕活動などの趣味がある人へ贈るのに向きます。
住人への奉仕という意味で、役所の敷地に植えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、金銭的な損得でしか動かない人です。
奉仕の精神は基本的に内面的な報酬が重要になるため、相容れません。
指導的な立場で、考え方を改めるよう指導する時には意味が合いますが、価値観が固まった大人相手には難しいでしょう。
「承諾」
「奉仕の精神」に引き続く花言葉です。
奉仕の精神は、拒絶ではなく承諾から始まります。
奉仕は負担が大きく見返りが期待し難いものです。
目の前で困っている人を、助けるに値するか評価する時、「やらなくて良い理由」を探すようになります。
これを防ぐ為、まずは「承諾」し、受容する必要があるのです。
プロポーズなど、先に要求があった後の返答として贈るのに向く花言葉です。
逆の返事をしたい時には、「拒絶」を花言葉に持つ「黄色いカーネーション」などがあります。
値段交渉可能なフリーマーケットアプリのインターフェイスデザインにも使えます。
この花言葉が合わないのは、質問が「はい・いいえ」では答えられないタイプの問いかけの場合です。
「質問を質問で返すな」という言い回しがありますが、これは「だったら○○はどうなんだ」という、「論点ずらし」を牽制するものです。
問いの内容が理解出来ない時なら、きっちり聞き返さなければいけません。
「引き受けます」
こちらは「承諾」と近い意味の花言葉です。
何かしら、依頼への返事として贈るのに向きます。
便利屋業など、依頼を受けるタイプの事業者のシンボルにも使えます。
この花言葉が合わないのは、あなたが引き受けたいと思っていない時です。
大抵の場合、頼んだ相手も無理を言っている自覚があり、隙を覗っています。
弱気な対応はやめましょう。
まとめ
「ラバテラ」は華やかで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。