「ヤマモモ(山桃)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ヤマモモ(山桃)」の花言葉とは? 花言葉

「ヤマモモ(山桃)」は、「ヤマモモ」「ヤマモモ」属の常緑樹です。

海外では中国、朝鮮半島、フィリピン、台湾、国内では関東以南に分布し、山地の暖地に生育します。

雌雄異株で、雄花は4cm程の黄色や赤褐色の穂、雌花は1cm程で直立した黄緑色の穂をつけ、花期は3月から4月です。

6月から7月に直径2cm程の球形の果実が赤く実り、生でも食べられますが、日持ちはしません。

今回は、「ヤマモモ」の花言葉について解説します。

「ヤマモモ(山桃)」の花言葉

「ただひとりを愛する」「一途」「教訓」といいます。

プロポーズなどにも向く良い言葉が付いています。

一方、日常的な贈り物にはあまり合わない花言葉です。

「ただひとりを愛する」

「ヤマモモ」は雌雄異株のため、果実が欲しい場合は雌雄2本植える事になります。

当然、一度植えてしまえば、後は相手が変わる事もありません。

この様子を、仲睦まじい人間の夫婦に喩えた花言葉です。

プロポーズに添えて贈るのに向きます。

恋の告白にも良いでしょう。

長年1人の芸能人やキャラクタを好きでいる友人へ贈るのにも向きます。

この花言葉が合わないのは、恋多き人です。

「その瞬間はその人しか愛していない」と言い訳をしますが、そういう事ではありません。

「一途」

こちらも、雌雄が相手を変えず並んで立つ様子から付いた花言葉です。

一途に恋人のために色々と頑張る友人へ贈るのに向きます。

意中の人を振り向かせるため、自分磨きを頑張る人にも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、浮気した事がある人です。

「今度は一途になる」と言い訳をしますが、「今度は」が付く時点で一途の資格がありません。

「教訓」

「ヤマモモ」の果実はおいしく、独り占めしたくなります。

ですが、食べきれないほど取っても、すぐに傷んでしまい、無理に食べればお腹をこわしてしまうでしょう。

このように、欲張りを戒めてくれる事から付いた花言葉です。

様々な事を教えてくれた両親や恩師へ贈るのに向きます。

学業だけではなく、躾も行う学習塾のシンボルにも良いでしょう。

「ヤマモモ(山桃)」の豆知識

「ヤマモモ」は、山に生える桃と書きますが、果実は桃と全く似ていません。

これには幾つか由来があります。

まず、「桃」というのが、「丸い果実」を表したという由来。

次に、味が桃と似ていた、他に果実が多いから「百(もも)」と呼んだ、というものもあります。

「ヤマ」の方は、山の他に、中国の「楊梅(ヤンメイ)」「ヤマ」に転訛したという説があります。

まとめ

「ヤマモモ」の果実は鮮やかで目を惹くものです。

花言葉を知れば、正しい付き合い方も分かるでしょう。

花との距離感を教えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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