「ミヤマカタバミ(山野草)」という花をご存知でしょうか。
「ミヤマカタバミ(山野草)」は、日本が原産であり、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
3月?5月にかけて、花径3㎝~4㎝ほどの白い花を咲かせます。
草丈は5㎝~10㎝ほどと低く、ハート型のような3枚の小葉を持ちます。
クローバーとよく似ていますが、全く別の植物です。
今回は「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉
「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉は、基本的には「母親の優しさ」という意味が有名です。
可憐で、どこか温かさも感じる「ミヤマカタバミ(山野草)」にぴったりなイメージの意味合いです。
また、「喜び」「決してあなたを捨てません」という意味も持ちます。
「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉は、どれも優しく慈愛に満ちたものばかりです。
「母親の優しさ」
母の日や、母親に感謝を伝えたい時にぴったりな意味合いです。
自分の子供へ、変わらない愛情を伝えたい時にもいいですね。
「喜び」
嬉しい出来事があった相手や、お祝いしたい時の贈り物におすすめです。
「決してあなたを捨てません」
相手が落ち込んでいる時や、辛い出来事があった時に、励ましの気持ちを込めて贈るといいでしょう。
「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉の由来
「ミヤマカタバミ(山野草)」の花言葉の由来は諸説ありますが、2つの説が有名です。
1つは、キリスト教に由来しているという説です。
「ミヤマカタバミ(山野草)」のような3枚に分かれた葉を持つ植物をキリスト教では、父・子・霊が一体であることを説いた三位一体に関連付けられています。
そのため、「喜び」はイエス復活の喜びを表し、「母親の優しさ」はイエスに対する聖母マリアの慈愛を表していると言われているのです。
もう1つの説は、石見銀山などの坑夫に関係しています。
当時は30歳で長生きだと言われていた坑夫立達を、「ミヤマカタバミ(山野草)」が見守っているかのように自生していたことから、「母親の優しさ」「決してあなたを捨てません」という意味が付けられたという説があります。
「ミヤマカタバミ(山野草)」の豆知識
「ミヤマカタバミ(山野草)」の和名は深山片喰とされています。
「ミヤマカタバミ(山野草)」が山の奥深くで自生し、葉の隅が食べられたかのように欠けていることから付けられたと言われています。
まとめ
「ミヤマカタバミ(山野草)」は可憐な見た目だけでなく、花言葉も素敵なものばかりです。
花言葉をお調べの際はぜひ参考にしてください。