「ミヤコグサ(都草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ミヤコグサ(都草)」の花言葉とは? 花言葉

「ミヤコグサ(都草)」は、マメ科「ミヤコグサ」属の多年草です。

海外では東アジア一帯、国内では全国的に分布し、日当たりの良い背の低い草地や道端、海岸などに這うように生育します。

黄色い蝶型花が茎の先に2、3個つき、花期は4月から8月です。

今回は、「ミヤコグサ」の花言葉について解説します。

「ミヤコグサ(都草)」の花言葉

「また逢う日まで」「気まぐれな心」「復讐」「恨みを晴らす」といいます。

良い意味と悪い意味が混ざるため、贈る時は意図を正しく伝えましょう。

「また逢う日まで」

「ミヤコグサ」の名前の由来としては、京都に多い事、生薬名「脈根草(みゃくこんそう)」の転訛、という2つがあります。

都、つまり都会は、一般的イメージで言えば、地方から「行く場所」で、引退するにしても夢破れるにしても、更にまた行くのは不自然です。

これは、在原業平の「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」のイメージと絡めた花言葉です。

この歌では、都に残した恋人の安否を、「都」を名に持つ「都鳥(ミヤコドリ)」に問いかけます。

その後、旅路でふとした時、やはり「都」が付く「ミヤコグサ」を見かけ、恋人とまた逢う日を思ったのです。

卒業など、仲の良い別れる場面に向きます。

当然、名残惜しさのない喧嘩別れや、そこまで再会したいとは思っていない単発の仕事関係などには向きません。

「気まぐれな心」

「ミヤコグサ」には、莢が弾けて種を飛ばす性質がある事から、予想外の動きで人を戸惑わせる、気まぐれな人を意味して付いた花言葉です。

気まぐれで行動が読めない友人や恋人へ贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、人の気持ちを考えない気まぐれな言動で、周囲に迷惑をかける人です。

これは個性というより未成熟の表れで、受け容れるよりも成長を促すべき状態です。

「復讐」

蔓が這い広がり、時に絡む様子から、這いずってでも達成しようという復讐心をイメージした花言葉です。

あまり重たい意味で使うには向きません。

スポーツやゲームなどの勝負事で、再戦を誓う時などには良いでしょう。

「恨みを晴らす」

復讐に引き続く花言葉です。

こちらは復讐が果たせていますが、これは種が弾けて飛ぶ様子を、達成のイメージに結びつけたものです。

こちらも使う場合は、「念願達成」程度の軽い意味にしておくと良いでしょう。

まとめ

「ミヤコグサ」は小さく可愛らしい花です。

花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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