黄色い花が可愛らしい「ミツバツチグリ(三葉土栗)」は、バラ科キジムシロ属の多年草です。
海外では中国、朝鮮半島、極東ロシア、国内では北海道から九州にかけて分布し、日当たりの良い丘陵や草原に生育します。
花は直径15mm程で、黄色い花弁を5枚つけ、上を向きます。
花期は4月から5月です。
今回は、「ミツバツチグリ」の花言葉について解説します。
「ミツバツチグリ(三葉土栗)」の花言葉
「可能性を秘めた」といいます。
「ミツバツチグリ」の根が太く塊状で、同属のように食べられそうに見える事から付いた花言葉です。
他に、太陽を思わせる明るく黄色い花が、上を向く様子からもイメージできます。
また、学名の「ポテンティラ」が、ラテン語の「ポテンツ(強力)」が元になっている事も意味が合います。
学校の部活動で、筋の良い新入部員へ贈るのに向く花言葉です。
職場の新人にも良いでしょう。
商品開発力が高く、将来性を感じる会社のシンボルにも使えます。
拡張性の高いPCパーツブランドのイメージにも合うでしょう。
自宅に植えて、自分の活用出来ていない能力を省みるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、サボり癖など悪い性質が表れそうな場合です。
「可能性」という言葉は一応合いますが、マイナスなものには普通使いません。
「ミツバツチグリ(三葉土栗)」の豆知識
「ミツバツチグリ」の名前は、葉が軸から3枚生える「3出複葉」で、同属の「ツチグリ」に姿が似ている事から付いたものです。
ツチグリの名前の由来は、土の中の根が肥大して塊状になり、「クリ(栗)」のようにおいしい事によります。
また、キノコにも「ツチグリ」の名を持つ品種があります。
キノコのツチグリは、幼菌の時は茶色い外皮に覆われて地中にいますが、繁殖時期になると地上に現れ外皮が開きます。
地中の様子や、地面に表れた肉厚でコロコロした姿が、栗をイメージさせる事から付いた名です。
こちらも食べる事は可能で、胞子の出来ていない幼菌は、甘味があり、食感も栗に似ています。
一方、「ミツバツチグリ」の根は、毒はなく肥大するものの、硬くて食べる事は出来ません。
まとめ
「ミツバツチグリ」は、花は可愛らしく根にも特徴がある植物です。
花言葉を知れば、更に興味が深まるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。