白くて丸い「マッシュルーム」は、ハラタケ科ハラタケ属のキノコです。
英語ではキノコ全般を指す言葉ですが、ここでは外来語としての「マッシュルーム」、つまりハラタケ属の「ツクリタケ」の意味で扱います。
ヨーロッパの温帯域原産、古代ギリシア時代から利用されていた食材で、17世紀に人工栽培が行われるようになりました。
キノコなので花は咲かず胞子で繁殖します。
笠の色は白から褐色です。
日本で流通しているコロコロした形は幼い状態で、成熟すると柄の長さ15cm、笠の直径は20cmにも達します。
今回は、「マッシュルーム」の花言葉について解説します。
「マッシュルーム」の花言葉
「福音」「希望」といいます。
いずれも良い意味なので、贈り物やお祝いに向きます。
若干キリスト教のニュアンスが含まれますが、一般用語で解釈できるため、極端に気にする人でない限り、問題はないでしょう。
「福音」
福音とは、「福をもたらす音」で、良い知らせを意味します。
キリスト教では特に、キリストの言葉(教え)の事です。
真っ白く丸い「マッシュルーム」は、良い知らせというイメージに確かに合います。
より具体的な由来としては、「マッシュルーム」は人工栽培が確立するまでは、馬小屋で作られる堆肥から自然発生するものを採取してい事に因ります。
これを馬小屋で生まれたイエス・キリストに喩えたのです。
良い知らせをしばしばもたらしてくれる、有能な人へ贈るのに向きます。
キリスト教の敬虔な信者にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、嫌な事ばかり言う人です。
皮肉のつもりで贈っても、嫌な言葉が返ってくるだけなので、贈り甲斐がありません。
距離を取るのが1番の対処法です。
「希望」
汚れた場所から、輝くような真っ白な「マッシュルーム」が生える姿から付いた花言葉です。
幸せ溢れるところに希望はありません。
希(こいねが)う事も、望むこともなく、すでに幸せがあるからです。
希望とは、幸せがない所に射す一筋の光のようなものと理解すれば、まさに「マッシュルーム」の姿は希望そのものです。
社会へ出る教え子などへ贈るのに良いでしょう。
開業したての会社経営者にも合います。
この花言葉が向かないのは、失望した直後の人です。
めげずに次々に動ける人もいますが、常人は一度足元を整えてからでなければ次のジャンプはできないものです。
元気付けるつもりなら、もう少し時間を空けましょう。
まとめ
「マッシュルーム」はおいしく、形も可愛らしいキノコです。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
生活の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。