甘酸っぱくおいしい「ポンカン」は、ミカン科ミカン属の常緑樹です。
インド原産で、アジア各地で果樹として栽培されています。
日本へは明治時代に台湾を経由して伝わりました。
花は白い花弁が5枚で、花期は5月から6月です。
今回は、「ポンカン」の花言葉について解説します。
「ポンカン」の花言葉
「清純」「花嫁の喜び」「豊かな感受性」「天真爛漫」といいます。
ミカン共通の花言葉も含みます。
特に悪い言葉もなく、意味が合う明るい人へ贈るのに向くでしょう。
「清純」
ミカン属に共通する、白い花をイメージした花言葉です。
清らかで純粋な人へ贈るのに向きます。
同じ由来で「純潔」もあります。
あまり厳密に考えると合う人はいなくなるので、派手なイメージが無い人、で充分です。
「花嫁の喜び」
こちらもミカン属共通です。
白い花は白無垢やウエディングドレスがイメージできます。
『瀬戸の花嫁』という、大ヒットした昭和の歌謡曲でも、瀬戸内海のミカン畑が登場しており、世代によってはこちらのイメージにもなります。
結婚する友人へ贈るのに向く花言葉です。
ウエディングプランのパンフレットデザインにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、結婚を考えていない人です。
「結婚しろ」と言われているようで、不快な気分にさせます。
「豊かな感受性」
「ポンカン」固有の花言葉です。
「ポンカン」は汁気が多く、袋も柔らかでそのまま食べられます。
この性質を、考えが柔軟で感性溢れる人に喩えた花言葉です。
感受性豊かで、芸術的素養の高い友人へ贈るのに向きます。
画家や音楽家、小説家など、優れた感受性が重要になる職業の人にも良いでしょう。
どんな不審な動きも感知してマーキングする、監視カメラシステムの商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、単に敏感な人です。
感受性は、それをどう受け取れるかが大事です。
「天真爛漫」
どっしり大きく、太陽のように明るい色をした「ポンカン」の姿から付いた花言葉です。
物事を素直に楽しめる明るい人へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、まず否定から入る人です。
改善の意味で贈りたくなりますが、天真爛漫は「生まれつき」という意味が含まれるため、意図的に明るく振る舞うだけでは、意味が異なります。
まとめ
「ポンカン」は店先で果実だけを見る人の方が多いでしょう。
花言葉を知れば、その育つ環境や可憐な花もイメージできます。
植物を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。