ボトルツリーというボトルのようにとても太い幹を10年以上かけて形成する樹木をご存知でしょうか。
ボトルツリーはオーストラリアのクイーンズランドが原産地で、アオギリ科ブラキキトン属に分類される常緑高木・花です。
今回はボトルツリーの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「ボトルツリー」の花言葉
「ボトルツリー」の花につけられた花言葉は、現時点ではまだありません。
ボトルツリーは丸々と膨れ上がったワインボトルのような非常に太い幹を持っているので、それにちなんだ花言葉を持っていそうな感じがあります。
しかし、正式名称を「ブラキキトン」という通称ボトルツリーは、大木に成長するまで約20年もの歳月がかかります。
小さな観葉植物用のブラキキトンも売られてはいますが、一般に家族や恋人にプレゼントするような植物ではないので、決まった花言葉をつける動きが出にくいのでしょう。
「ボトルツリー」の花言葉の由来
ボトルツリーには今のところ決まった花言葉はないので、当たり前ですがその花言葉の由来というものもありません。
「ボトルツリー」の最大の特徴は水分を溜め込むための丸々と太った幹の部分にありますが、そういった「ボトルみたいな形状」や「約10~20メートル以上にもなる堂々とした見た目」に由来する花言葉がつけられる日がいつか来るのかもしれません。
「ボトルツリー」の豆知識
ボトルツリーは通称であり、植物としての正式な名前は「ブラキキトン」になります。
ボトルツリーはオーストラリアの原住民アボリジニに尊重された大木でもあり、暑さに強くて寒さに弱いという気候適応を持っています。
また乾燥した土地でも大木に生長できるため、干ばつに対する耐性は強めになります。
数十年の歳月をかけて樹高が25メートル以上にまで生長することもあり、ボトルツリーの最長寿命は数千年以上にもなると推測されています。
オーストラリアに自生するボトルツリーは約30種類もあるとされ、初夏に白色や黄色の花を咲かせます。
日本で主にコンパクトな観葉植物として販売されているボトルツリー(ブラキキトン)の品種は、「ブラキキトン・ルペストリス(幹が太くなる品種)」と「ブラキキトン・アケリフォリウス(幹が太くならない品種)」の二種類になります。
まとめ
年月をかけて大きな木へと生長していくボトルツリーは5~7月の初夏の季節に、白色・黄色・ピンク色の花を咲かせてくれます。
ボトルツリーについて詳しく調べたい人やボトルツリーを観葉植物としてプレゼントしたい人は、ぜひこの記事で花言葉の有無をチェックしてみてください。