「ホウチャクソウ(宝鐸草)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」の花言葉とは? 花言葉

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」はイヌサフラン科チゴユリ属の多年草です。

「キツネノチョウチン」「ハトノチョウチン」という別名で呼ばれることもあります。

これらの名前の由来は、花が提灯や宝鐸(ほうちゃく)に似ていることです。

ちなみに宝鐸とは、寺院の塔や法堂などに吊り下げられている魔除けの鐘のことを指します。

さて、「ホウチャクソウ(宝鐸草)」は人間にはあまり利用されていない野の花です。

しかし花は長さ2cmほどの筒のような形をしている、白~緑の美しいグラデーションを持つなどユニークな特徴をいくつか持っています。

日本でも北海道、本州、四国、九州において普通に見られる花なので探してみるのも良いでしょう。

開花期は5~6月で、草丈は30~60cmほどです。

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」の花言葉

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」の主な花言葉は「あなたを離さない」です。

他には「嫉妬」「思いにふける」「追憶」「良きライバル」など。

花言葉の由来は不明ですが、全体的に重たい言葉が多いです。

離れたくない、ずっと一緒にいたいという人に贈るにしても、もう少しポジティブな花言葉が多いものの方が良いでしょう。

ちなみにこういった花言葉は他の木や物に絡み付くつる性の植物や、重たい恋の逸話がある花などに付きがちなのですが、「ホウチャクソウ(宝鐸草)」はどちらにも当てはまりません。

他に花言葉の由来として考えられるのは、提灯や鐘のように花が垂れる様が恋に思い悩む様子をイメージさせた、繁殖力旺盛で何度枯れてもまた同じ場所に生えてくることが消えぬ恋の炎をイメージさせた、などでしょうか。

ともあれ美しくユニークな花なので、花言葉のことを考えず普通に楽しむというのも良いでしょう。

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」の豆知識

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」は日本のほか、朝鮮半島、中国、ロシアなどにも分布しています。

分布域内ではありふれた花で、海岸近くから山地に至るまで様々な環境で見ることが可能です。

強いて言うなら、雑木林など日差しの強すぎない環境を探せば見つかる可能性が高いでしょう。

地下茎でも種でも増えることができるという性質があるため、群生していることも少なくありません。

しかし山菜採りをする際は食用となるアマドコロやナルコユリと似ているうえ、有毒であるため間違わないようご注意を。

また花に斑のあるものが鑑賞用に栽培されることがあるようです。

まとめ

「ホウチャクソウ(宝鐸草)」はイヌサフラン科の多年草です。

ユニークな形と色の花が大きな特徴で、それは提灯や宝鐸のようにぶら下がって付きます。

色は根元が白で、先がグリーン。

そのグラデーションは美しいですが、観賞用に栽培されることはあまりないようです。

花言葉は「あなたを離さない」「嫉妬」「思いにふける」「追憶」「良きライバル」など。

由来は不明ですが、あまり贈り物には向かないものだと言えるでしょう。

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