カールした葉が可愛らしい「ベンジャミンバロック」は、クワ科イチジク属の常緑樹です。
制式には「フィカス・ベンジャミン・バロック」という名で、「フィカス・ベンジャミン」の1品種です。
観葉植物で、あまり開花しませんが、咲く時はイチジク属に共通する壺型の「花嚢」がつき、内側に詰まったまま小花が咲きます。
今回は、「ベンジャミンバロック」の花言葉について解説します。
「ベンジャミンバロック」の花言葉
「家族の絆」「夫婦の愛」「融通の利く仲間」「信頼」といいます。
観葉植物として団欒の場に飾るのに相応しい、良い人間関係を表す花言葉です。
「家族の絆」
一家団欒のダイニングに似合うところから付いた花言葉です。
家族の絆は、何よりも強いものです。
その絆がはっきり伝わるのは、特別なイベントではなく、日常的に食卓を囲む時でしょう。
旅行で2日、3日一緒にいたところで、1ヶ月の団欒にはかないません。
お茶の間を居心地の良い空間に出来るよう、さり気なく飾るのに向く花言葉です。
一人暮らしの部屋に飾り、家族を思い出したり、まだ見ぬ家族を想像するのも良いでしょう。
「夫婦の愛」
家族の絆の屋台骨は、仲の良い夫婦です。
「ベンジャミンバロック」をダイニングに飾り、その特徴的な姿を時に話題にし、夫婦のコミュニケーションを取る。
そんなイメージから付いた花言葉です。
自宅に飾る他、結婚した友人などへ贈り、円満の秘訣を伝えるのも良いでしょう。
「融通の利く仲間」
育てやすく、環境によく適応出来る事から付いた花言葉です。
多少の無理を言っても聞いてくれる友人は、頼もしいものです。
ですが、一方的に要求するだけでは、いずれ破綻するでしょう。
日頃のお礼に「ベンジャミンバロック」を贈った時、「こちらこそ融通を利かせて貰っている」と言われるぐらいの間柄が丁度良い関係です。
「信頼」
仲間も家族も、信頼関係で成り立ちます。
これまでの花言葉をまとめた花言葉です。
信頼に足りる相手は、何かがあった時に頼れる人です。
けれど、「極端な負担はかけないだろう」という信頼もされています。
頼り頼られているようで、互いの気遣いがあり、実際には最低限しか頼ってはいない、そんな間柄が適度な距離です。
信頼出来る相手へのプレゼントに添えたり、一緒に過ごすリビングに飾ったり、SNSアイコン画像にしたりと、自分の信頼を伝えるのに向く花言葉です。
まとめ
「ベンジャミンバロック」は、特徴的で目を惹く観葉植物です。
花言葉を知れば、どのような意図で飾られているかにも気づけるでしょう。
風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。