カラフルで葉の艶やかな「ベゴニア」はシュウカイドウ科シュウカイドウ属(「ベゴニア」属)の多年草の総称です。
茎が木(木本)だったり、球根性、根茎性など様々な個性があります。
1万を超える品種が作出され、花色は白、ピンク、赤、黄色、オレンジと多彩です。
花期は4月から11月です。
今回は、「ベゴニア」の花言葉について解説します。
「ベゴニア」の花言葉
「片想い」「愛の告白」「幸福な日々」が、「ベゴニア」共通の花言葉です。
どの色にも悪い理由はなく、恋する相手へ贈るのに向く言葉が揃います。
一方、そういった感情がない相手には誤解を招く事があるので、贈る時は気を付けましょう。
「片想い」
木立「ベゴニア」の蕾がハート型である事から付いた花言葉です。
一方、葉が歪んだハート型である事も意味に合います。
片想いしている相手へ、告白に添えて贈るのに向く花言葉です。
「愛の告白」
こちらも「片思い」に引き続くものとして、ハート型の蕾や葉を、愛の象徴と見なし付けられた花言葉です。
そのままの意味で、恋の告白に添えたり、結婚の申込や回答にも使えます。
「幸福な日々」
ハート型の蕾の片思いが、告白を経て花開き、幸せな日々を迎えるという連想の花言葉です。
恋が成就したり、結婚した後に家に飾るのに向きます。
恋愛関係無く、幸せを願って贈るのも良いでしょう。
「ベゴニア」の花言葉(色別)
「ベゴニア」には、共通の花言葉以外にも、花色によってそれぞれ異なる花言葉があります。
赤い「ベゴニア」の花言葉
「公平」といいます。
「白黒はっきりさせる」と言いますが、赤もまた強くはっきりした色です。
曖昧ではなく決然としたイメージや、上下2枚均等な大きさの花弁から付いた花言葉です。
何事にも公平で、判断に偏りがない友人などへ贈るのに向きます。
白い「ベゴニア」の花言葉
「親切」があります。
白は純真なイメージがある色です。
損得など雑念を持たず、人を助けられる人へ贈るのに向く花言葉です。
ピンクの「ベゴニア」の花言葉
「丁寧」があります。
柔らかな印象のピンクと、複雑で緻密な「ベゴニア」の印象が合わさった花言葉です。
仕事が丁寧で配慮も行き届いた人へ贈るのに向きます。
黄色い「ベゴニア」の花言葉
「繁栄」といいます。
オレンジの「ベゴニア」も同様です。
黄色が持つ「黄金」のイメージと、オレンジの「ベゴニア」がムカゴを付け、繁殖しやすい性質から付いた花言葉です。
結婚式や開業記念の飾りに向きます。
まとめ
「ベゴニア」はカラフルで美しい花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を心に留め置いて下さい。