ヒマワリのような花を咲かせる「ヘリオプシス」は、キク科キクイモモドキ属(「ヘリオプシス」属)の多年草です。
北アメリカ原産で、園芸用に流通しています。
花は全体的に黄色で、筒状花の周りに花弁(舌状花)が並び、ヒマワリを小さくしたようなイメージです。
今回は、「ヘリオプシス」の花言葉について解説します。
「ヘリオプシス」の花言葉
「細やかな気配り」「憧れ」「崇拝」といいます。
ヒマワリの花言葉と一部共通します。
良い意味の花言葉で贈り物にも向きますが、意味が異なるものが同居するため、意図はきちんと伝えましょう。
「細やかな気配り」
「ヘリオプシス」は、別名を「ヒメヒマワリ(姫向日葵)」といいます。
「姫」は、植物の小さい品種にしばしば付く言葉です。
「ヘリオプシス」も、草丈が最大150cm程度で、300cmにも達するヒマワリよりは小柄です。
この小さく細かい造形と、お淑やかで人を思いやれる優しいお姫様のイメージが合わさった花言葉です。
思いやりがあり気持ちが行き届く友人や恋人へ贈るのに向く花言葉です。
宿泊客の動線をよく研究し、サービスに活かしているホテルの宣伝イメージにも使えます。
自宅で育て、他人への気配りを意識するのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、細かく他人の粗探しをする人です。
そういう人は「親切で言ってあげている」と言いますが、相手を不快にさせている時点で気配りはなく、ただ自分が言いたい事をぶつけているだけです。
「憧れ」
太陽に向かって咲き、太陽を写したような黄色い花から付いた花言葉です。
ヒマワリに憧れてヒマワリと似た姿をしている、と解釈しても意味は合います。
恋し憧れている人への告白や、憧れ尊敬する人に宛てたメッセージへ添えるのに向く花言葉です。
人々の羨望を集めるハイエンドPCパーツのブランドイメージにも使えます。
「崇拝」
ヒマワリに共通する花言葉です。
古代ギリシャ神話で、妖精(ニンフ)が、太陽神「アポロン」を見上げ続け花になったという幾つかのエピソードがあります。
ここから、太陽を仰ぎ見て崇拝するイメージで付いた花言葉です。
ヒマワリはどちらかというと横向きですが、「ヘリオプシス」は上向きなので、特に意味が合います。
憧れ慕う気持ちが崇拝の域に達している映画俳優へのファンレターに向く花言葉です。
信仰している神様へのお供え物にも合いますが、由来はギリシャ神話やアニミズム的太陽信仰なので、教義と合っているかは気を付けましょう。
まとめ
「ヘリオプシス」は、明るく可愛い花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
