小さい「アジサイ」のような「ヘリオトロープ」は、ムラサキ科キダチルリソウ属の総称です。
主にペルー原産で、ハーブなどの用途があり、世界中で栽培されています。
直径5mm程の小花が集まって咲き、花色は紫か白、花期は4月から10月です。
今回は、「ヘリオトロープ」の花言葉について解説します。
「ヘリオトロープ」の花言葉
「悲恋」「太陽」「永遠の愛」「甘い香り」などがあります。
良い意味が多いのですが、悪い意味も含みます。
恋に関係のない相手なら、気にする必要はありません。
「悲恋」
古代ギリシャ神話に、太陽神アポロンを想い、見上げ続け、その後花になる妖精(ニンフ)というものがあります。
手が届かないものに憧れる象徴的な話で、変身した花や経緯に幾つかのバリエーションがありますが、「ヘリオトロープ」もその1つになっています。
「献身的な愛」という花言葉もこれに由来します。
失恋して落ち込む友人へ寄り添い慰めるのに向く花言葉です。
この花言葉が合わないのは、現在特に何も起きていない恋人や配偶者です。
いきなり悲しいと言われても、何の事か怪しむばかりです。
「太陽」
「ヘリオトロープ」が太陽を追う事から付いた花言葉です。
太陽神アポロンのイメージにも合いますが、そもそも神話に使われたのはこの性質からです。
「熱中」「熱望」という花言葉も同じ由来から付きました。
眩しく手が届かないような人への告白に向きます。
但し、「悲恋」という花言葉もあるため、意味は正しく伝えましょう。
「永遠の愛」
何度生まれ変わっても「ヘリオトロープ」が太陽を追う事から付いた花言葉です。
プロポーズへ添えるのに向きます。
生涯応援するつもりの芸能人へのファンレターにも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋の告白です。
初手からそれでは、流石に重たすぎます。
「まずはお友達から」と言える程度の言葉にしておきましょう。
「甘い香り」
「ヘリオトロープ」はバニラに似た香りがあり、香水の原料にもなる事から付いた花言葉です。
比喩的なものとして、恋人への愛情表現に向きます。
お菓子作りに趣味がある人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、あなたがそこまで良いと思っていない香りの人です。
嘘は一生続ける覚悟がある時だけにした方が、人生は楽になります。
まとめ
「ヘリオトロープ」は姿も香りも好ましい花です。
花言葉を知れば、更に興味も深まるでしょう。
花との距離を縮めてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。
