「プロテア(キングプロテア)」は、ヤマモガシ科「プロテア」属の常緑樹です。
「キングプロテア」を含め、115種ほどの品種があります。
南アフリカ原産で、切り花などで利用されます。
花(頭花)は最大直径30cmと大きく、花期は5月から10月です。
今回は、「プロテア」の花言葉について解説します。
「プロテア(キングプロテア)」の花言葉
「王者の風格」「自由自在」「華やかな期待」「甘い恋」などがあります。
いずれも良い言葉で悪い言葉はないため、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「王者の風格」
巨大で立派なキング「プロテア」の花の姿から付いた花言葉です。
他の「プロテア」の場合「風格」という花言葉になります。
同じ由来で「豊かな心」という花言葉も付いています。
格闘技チャンピオンになった人へのファンレターへ添えるのに向く花言葉です。
親しい友人が法人を立ち上げた時、お祝いに贈るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、2番以下の人です。
神を除き上に何もいないのが王者です。
「自由自在」
「プロテア」の名前は、属名から付いたものですが、その由来はギリシャ神話の海神「プローテウス」です。
海の神と言えば「ポセイドーン」ですが、プロテウスはそれ以前に海を支配していた「海の老人」と呼ばれる神の1柱です。
偉大な海を司る神である事から、巨大で荘厳な「プロテア」の名に採用されました。
プローテウスには変化の力があり、獅子、大蛇から樹木、流水まで変幻自在なところから付いたのが、この花言葉です。
発想が自由で、行動の読めない人へ贈るのに向きます。
大きな権力を手に入れた友人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、大きな力を手に入れてはいるものの、影響を与える人が増え過ぎ、身動き取れなくなっている人です。
自由の行使は、力と立場のバランスが重要です。
「華やかな期待」
花の豪華さと、プローテウスの能力から付いた花言葉です。
プローテウスは変化の他に、予言の力も持っているのです。
本人は使いたがらないため、生け捕りにして尋ねる必要があります。
この手の予言というと不吉なものが多いですが、プローテウスの場合、対処法まで教えてくれるため、未来に期待が持てるのです。
スポーツなどの記録や会社の業績などで、何かしら大きな成功への期待を抱かせる人へ贈るのに向きます。
「甘い恋」
「プロテア」の受粉は、昆虫ではなく鳥類の「ミツドリ(蜜鳥)」によって行われます。
ミツドリが蜜をついばむ姿を、恋人の睦まじい姿に喩えた花言葉です。
蜜の甘さのイメージからでも合います。
甘い関係の恋人へ贈るのに向きます。
恋人が出来て浮かれている友人にも良いでしょう。
まとめ
「プロテア」は豪華で存在感のある花です。
花言葉を知れば、更に興味が深まるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。