甘酸っぱくおいしい「ブルーベリー」は、ツツジ科スノキ属の落葉樹です。
北アメリカ原産で、果樹として多数の品種が作られ、世界各地で栽培されます。
水はけが良い酸性土壌を好みます。
花は白またはピンクのツリガネ状で、その後青紫の果実ができ、収穫期は6月から9月です。
今回は、「ブルーベリー」の花言葉について解説します。
「ブルーベリー」の花言葉
「実りある人生」「思いやり」「知性」「信頼」などがあります。
どれも良い意味で、贈り物に向きますが、花言葉にあまり統一性がないので、意図を伝えないとぼやけてしまいます。
「実りある人生」
果実をたわわに付ける「ブルーベリー」の木のイメージから付いた花言葉です。
卒業や結婚などの節目に、今後の実りが期待出来る人へ贈るのに向きます。
人生の目標とも言える大きな成功に到達した人へ、お祝いとして贈っても良いでしょう。
「ブルーベリー」を食べて元気をつけ、人生に実りがあるよう努力する事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、大きな挫折や不幸で落ち込んでいる人です。
「それも人生には大事」とは、自分で振り返った時に思うもので、他人に言われてもそうそう響きません。
「思いやり」
「ブルーベリー」は花も可愛く、果実も種が目立たず食べやすくおいしい植物です。
そんな風に周囲を喜ばせるところから付いた花言葉です。
同じ由来で「親切」という花言葉もあります。
他人の為に頑張れる友人に向きます。
ボランティア活動の趣味がある人にも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、自分がやりたい事をしてあげるだけで、相手の気持ちは省みない人です。
何もしないよりは良いのですが、「思いやり」という言葉には合いません。
言葉の意味を曖昧にすると、表現力が痩せてしまいます。
「知性」
寒色の青は、冷静で知性的なイメージがあります。
また、青色色素のアントシアニンが目に良いとの俗説から、目を酷使する勉強のイメージとも結び付きます。
知性に優れ、不可能そうな思い付きの発想でも、現実的手順で実現に導けるような友人や同僚へ贈るのに向きます。
この花言葉が合わないのは、理解力が乏しく知性的な人に対し「騙そうとしている」と敵対心を持つ人です。
何かしら大きな転換がないと、分かり合う事は難しいでしょう。
「信頼」
花の後にきちんと果実が実る事、果実の中にも果肉が詰まって味もおいしい事などから付いた花言葉です。
花が教会の鐘を思わせるところから、「神への信頼」という意味でも合います。
誠実で信頼出来る友人や同僚へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が合わないのは、嘘は言わないけれど頼りにはならない人です。
浅い付き合いはともかく、信頼するのは止めましょう。
まとめ
「ブルーベリー」は加工品としても身近な果実です。
花言葉を知れば、興味が深まり、味わい深く食べられるでしょう。
植物をより好ましく見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。