特徴的な花を咲かせる「ブラシノキ(金宝樹)」はフトモモ科「ブラシノキ」属の常緑樹です。
オーストラリア原産で、日本では明治時代に渡来し、園芸品種として流通しています。
花は主に赤い雄しべが目立ち、瓶やパイプを洗うブラシにそっくりの姿になります。
花期は5月から6月です。
今回は、「ブラシノキ」の花言葉について解説します。
「ブラシノキ(金宝樹)」の花言葉
「恋の炎」「儚い恋」「気取る心」「素直な気持ち」などがあります。
恋に関わる言葉が多いのですが、必ずしも幸せなものばかりではなく、使い分けが必要です。
意図はきちんと伝えましょう。
「恋の炎」
雄しべが突き出る様子が、炎が吹き出すようで、遠目には木が燃え上がっているように見える事から付いた花言葉です。
山火事などが起きた時に果実が開き種子を飛散させるという性質を持ち、炎と縁が近い事もイメージと合います。
「恋の火」もいいます。
燃え上がるような恋心を伝える告白に向く花言葉です。
恋人に愛情表現として贈っても良いでしょう。
この花言葉を贈るのに合わないのは、配偶者です。
配偶者への愛情は、通常「恋」とは表現しないため、新しい人に興味が湧いたのでは、と疑われます。
恋人気分が再燃したというなら意味は合いますが、言葉でもはっきり伝えましょう。
「儚い恋」
燃え上がる炎のような恋は、激しいほど長くは続かないもの。
そんなイメージから付いた花言葉です。
花が主に雄しべで構成され、後ろが透けて見えることからも、消えゆくイメージになります。
恋人に対しては、「恋が終わる」というメッセージになるため向きません。
悲恋の物語が好きな相手へ贈るには良いでしょう。
創作の恋愛もので、破局の暗喩としても使えます。
「気取る心」
華やかで派手な花の姿を、気取って自分を良く見せようとするイメージと重ねた花言葉です。
ブラシで磨いて綺麗に見せるイメージとも合います。
気取り屋なところはあるけれど、それに見合った美しさを持つ友人へ贈るのに向く花言葉です。
この花言葉が向かないのは、自分を見極めずに着飾る人です。
意味は合いますが、これだとただの悪口になります。
「素直な気持ち」
内側から炎が吹き出すような花の姿は、隠そうともしていない恋心のイメージになります。
素直な気持ちを伝えるという意味で、恋の告白に添えるのに向く花言葉です。
少し言いづらいメッセージに添えるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、嘘を言う時です。
こうなってしまうと、相手はあなたを何一つ信じられなくなります。
まとめ
「ブラシノキ」は目を惹く華やかな木です。
花言葉を知れば、更に興味が深まるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。