「キンカン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「キンカン」の花言葉とは? 花言葉

鮮やかな色合いの実が楽しい「キンカン」は、ミカン科「キンカン」属の常緑樹です。

中国原産で日本では暖地で栽培されています。

果実を食べて楽しむ他、剪定にも強く盆栽など鑑賞用にも利用されます。

夏頃の7月~9月に芳香のある白い花を咲かせ、実は11月~5月につきますが旬は1月~3月です。

今回は、「キンカン」の花言葉について解説します。

「キンカン」の花言葉

「思い出」「感謝」があります。

どちらも比較的良い意味ですが、過去のエピソードが必要で、相手を選ぶ花言葉です。

「思い出」

「キンカン」は砂糖漬けなどにして、小さい子供が嬉しがるイメージがある事からついた花言葉です。

長い付き合いの友人や、生まれてからずっと付き合っている肉親に贈るのに向いた花言葉です。

それなりの期間勤めた会社を去る人にも良いでしょう。

データを安全に保存するクラウドストレージサービスのサイトイメージにも使えます。

家で育てれば、忘れていた昔の事が、ふと思い出されるかも知れません。

向いていないのは、思い出のない短い期間しか関係のない相手です。

「いや、こっちに思い出らしい思い出ないけど? 人を間違えていない?」と、戸惑わせてしまうだけです。

ただし付き合いの期間は短くても、協力して1つの大きな事業を成功させた、というような密度の濃いエピソードがある場合は当てはまります。

「感謝」

見るだけで温かな気持ちになり、感謝の気持ちが湧いて来そうな「キンカン」ですが、この花言葉には具体的なエピソードがあります。

「キンカン」自体は鎌倉時代には渡来していたようですが、ニンポウ「キンカン」という品種が日本に入って来たのは、江戸時代です。

1826年、清国浙江省寧波(にんぽう)の商船が遠州灘沖で難破しました。

船体修理のため清水港に寄港した際、清水市の名主柴田権左衛門が世話をした事から、船員が感謝の気持ちとして「キンカン」の砂糖漬けを贈りました。

その種を植えた育てたのが、日本のニンポウ「キンカン」(寧波金柑)栽培の始まりとなったのです。

世話になった両親、恩師、友人などに贈るのに向いた花言葉です。

カタログギフトなどのデザインにも合います。

逆に向いていないのは、感謝するようなエピソードがない関係の人です。

相手に自覚がなければ、「何かしたっけ? それとも皮肉だろうか?」と、感謝の気持ちは伝わりません。

まとめ

「キンカン」は身近な果実です。

花言葉を知っていれば、より親しみが湧くでしょう。

日常にちょっとした感動を添えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

タイトルとURLをコピーしました