「ブライダルベール」は、ツユクサ科ギバシス属の多年草です。
英名の「タヒチアン・ブライダルベール」を縮めた名ですが、原産はタヒチではなくメキシコです。
日本では昭和50年代に鑑賞用として流通し始めました。
花は6mmほどで、1つずつあちこちに咲き、花色は白、花期は4月から10月です。
今回は、「ブライダルベール」の花言葉について解説します。
「ブライダルベール」の花言葉
「幸福」「幸せを願い続ける」「豊かさ」「鮮やかな人」といいます。
名前と白い花の良いイメージで、結婚やその後の幸せを願う言葉が揃い、結婚のお祝いやディスプレイに向きます。
一方、結婚するつもりのない人に対しては、嫌味にしかならず向きません。
人の人生に口出しするのは悪趣味です。
ただし、あなたがプロポーズするのであれば、成否はともかく意味は合います。
「幸福」
結婚式でベールをかぶり、幸せの絶頂にある花嫁のイメージから付いた花言葉です。
幸せの価値観はそれぞれですが、結婚は本能に近い部分の深い幸せが得られるライフイベントです。
さもなければ人類がここまで続かなかったでしょうし、結婚という習慣も残らなかったでしょう。
幸せを祈り、結婚する人へ贈るのに向きます。
プロポーズに添えるのも良いでしょう。
「幸せを願い続ける」
物事は放置すると減衰していきます。
投げたボールは、衛星軌道に乗ったとしても、そのままではやがて落ちていくものです。
幸せを願い続けるのは欲張りなようですが、維持出来るだけの最低限の願いは、整備の範囲で必要な事でしょう。
願いによって幸せが降って湧くのを期待するだけでなく、今ある幸せを意識し、自分達の手で作り上げる努力も合わせれば、幸せの絶えない素敵な人生になるでしょう。
自宅に飾り、幸せが続く事を祈るのに向く花言葉です。
「豊かさ」
まばらながら多くの花が咲き、葉も密に生える事からイメージされた花言葉です。
「人生に必要なのは、勇気と想像力と、ほんの少しのお金だ」と言ったのは、喜劇王「チャールズ・チャップリン」ですが、貧しさはいかな勇気や想像力も曇らせてしまうのです。
豊かな生活が出来るよう、独立する子供へ贈るのに向きます。
豊かな知識や価値観が持てるよう、巣立つ教え子に贈ったり学校に植えるのも良いでしょう。
「鮮やかな人」
葉と花の美しいコントラストからイメージされた花言葉です。
すっきり鮮やかなイメージで好ましい人へ贈るのにむきます。
どうしても下向きでネチネチ考えてしまう時、部屋に飾り気分を切り替えるよう心がけるのも良いでしょう。
まとめ
「ブライダルベール」は、色数は少ないけれど、繊細で美しい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。