「フサスグリ(レッドカラント)」は、スグリ科スグリ属の落葉樹です。
「レッドカラント」は、赤い果実を付ける系統です。
ヨーロッパ西部原産で、日本へは1873年に渡来後、栽培が始まりました。
花は黄緑色で連なって咲き、花期は4月から5月です。
今回は、「フサスグリ」の花言葉について解説します。
「フサスグリ(レッドカラント)」の花言葉
「珍しさ」「期待感」「あなたの不機嫌が私を苦しめる」「あなたを喜ばせる」などがあります。
良い意味と悪い意味が混ざっており、贈る時は意図を明らかにしないと誤解を招くので気を付けましょう。
「珍しさ」
野生で見かける事のあまりない、透き通るような赤く美しい果実の姿から付いた花言葉です。
同じ由来で「目新しい」「新しい経験」「好奇心」という花言葉も付いています。
好奇心旺盛で、新しいものが好きな人へ贈るのに向く花言葉です。
物だけでなく、変わった技法を採り入れるのが好きなチームメイトにも合います。
この花言葉が合わないのは、見慣れたもの以外は認めない、好奇心に欠ける人です。
それで物事が上手く出来ているなら、口出しする事もありません。
そもそも耳もあまり貸してはくれないでしょう。
「期待感」
果実の美しさから、高まる期待を表す花言葉です。
将来が期待出来る新人や子供へ贈るのに向きます。
企業の成長を願い、会社のシンボルにしても良いでしょう。
スマホの待ち受けにして、何事にも期待する気持ちを持てば、新鮮な気持ちで物事を見られます。
この花言葉が合わないのは、将来に期待出来ない人です。
未来の事は分からないという事を差し引いても期待薄なら、無理に期待をかける事もありません。
適材適所で考えましょう。
「あなたの不機嫌が私を苦しめる」
「フサスグリ」の枝にトゲがあり、うっかり触ると痛い目に遭う事から付いた花言葉です。
「予想」という花言葉も同じ由来で付いています。
あまり良い意味にはなり難いですが、病気のお見舞いで贈り、同情に心が痛い事を表すなら、意味が合います。
「あなたを喜ばせる」
トゲにも負けず果実がようやく摘まれ、ジャムや果実酒で楽しまれる事から付いた花言葉です。
「すべてが理想的」「幸せの訪れ」「幸福が訪れる」「真の幸福」という花言葉も、同じ由来で付いています。
お祝いのプレゼントなどに添えるのに向く花言葉です。
何かしら相手を幸せにさせたいメッセージにも合います。
まとめ
「フサスグリ」は果実の美しい植物です。
花言葉を知れば、うっかり触れて痛い思いをする事もないでしょう。
植物との距離を教えてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。