「ピンクのデイジー」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ピンクのデイジー」の花言葉とは? 花言葉

「ピンクのデイジー」は、キク科ヒナギク属のピンク色品種です。

ヨーロッパ原産で、世界中で栽培されており、寒冷な地域では帰化も見られます。

日本へは明治時代に渡来しました。

花は直径5cmほどで、一重咲きもありますが、園芸品種としては八重咲きが主流になっています。

花期は2月から5月です。

開花後、夏の暑さに耐えられず枯れる事があり、日本では主に一年草として扱われます。

今回は、「ピンクのデイジー」の花言葉について解説します。

「ピンクのデイジー」の花言葉

「美人」「純潔」「あなたと同じ気持ちです」「希望」などがあります。

比較的良い意味の花言葉で、意味が合う相手の贈り物に向きます。

ただし、問いの回答のような花言葉があるため、勘違いさせないよう気を付けましょう。

「美人」

デイジーの美しさから、理解しやすい花言葉です。

一方、デイジーは古くからヨーロッパで愛された花のため、様々な物語が作られています。

そのうちの1つに、森の妖精「ベリデス」の物語があります。

ベリデスが森で恋人とダンスして楽しんでいる姿を、果樹園の神「ベルタムナス」が見かけました。

ベリデスの美しさに、一目惚れしたベルタムナスでしたが、ベリデスの方にはその気はありません。

諦めの悪いベルタムナスから逃げられないと悟ったベリデスは、デイジーの花に姿を変えたのです。

そんなベリデスの美しさも、花言葉の由来となっています。

尚、このプロットはよく使われており、キャラクタと花が差し替わったものも見られます。

美しい恋人や配偶者へ贈るのに向く花言葉です。

「純潔」

デイジーのすっきりしたキクとしての姿からイメージされた花言葉です。

一方、ベリデスがデイジーに姿を変え、貞節を守り通した事も意味が合います。

意味を広めに取って、純粋で潔癖な人へ贈るのに向きます。

「あなたと同じ気持ちです」

こちらは「カレドニア」(スコットランドの辺りの古名)の伝説が由来の花言葉です。

かつて、カレドニアで戦争がありました。

「マルヒナ」は、夫が戦死し、子供も亡くしました。

悲しみに泣き暮れていると、近所の娘が「デイジーの歌」で彼女を慰めたのです。

同じように戦争で苦しみつつも彼女を慰めた、娘の心情を表した花言葉です。

同じ由来で「平和」という花言葉も付いています。

恋の告白やプロポーズの返事に向く花言葉です。

「希望」

これが「ピンクのデイジー」固有の花言葉です。

デイジー共通の花言葉とされる場合もあります。

花は、それ自体が人に何かしてくれる訳ではありません。

けれど、柔らかな色の美しい花で安らぐ心は、次へ進む活力を与えてくれます。

また、デイジーは春に先がけて咲く花です。

春への希望という意味にもなります。

大きな事に挑戦する人や、未来ある子供へ贈るのに向く花言葉です。

まとめ

「ピンクのデイジー」は柔らかく美しい花です。

花言葉を知れば、単なる美しさ以上の深みにも気づけるでしょう。

花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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