「アゼリア」は「アザレア」や「セイヨウツツジ」とも呼ばれるツツジの一種です。
日本でよく見られるツツジ類と比較すると寒さに弱めである一方、花がボリューミーでゴージャスな雰囲気があるという特徴があります。
花のカラーバリエーションはレッド、ピンク、マゼンタ、ホワイトなど。
また「ピンクのアゼリア」は特に珍しい花色というわけではなく、園芸店やお花屋さんなどでの入手は容易です。
主な開花期は4〜5月で、冬から春にかけての時期には特に手に入りやすくなります。
「ピンクのアゼリア」の花言葉
「ピンクのアゼリア」の花言葉は「青春の喜び」です。
また「アゼリア」全般の花言葉は「節制」「禁酒」「恋(愛)の喜び」などです。
「節制」や「禁酒」はツツジと共通の花言葉で、水をあまり必要としないことからきています。
なお「アザレア」の名は、ラテン語のazaleos(乾燥の意)からきているのだそうです。
一方、「青春の喜び」や「恋(愛)の喜び」などの由来についてはっきりとしたことは分かっていません。
しかしピンクのツツジに「愛の喜び」という花言葉が付いていることなどに鑑みるに、その花のエレガントな様やキュートな様からきている可能性が考えられます。
花言葉を込めたギフトにするなら、「恋(愛)の喜び」と「青春の喜び」という花言葉に注目して若いカップルあるいは夫婦が恋人またはパートナーに贈る、というのが素直な使い方の例として挙げられるでしょう。
また「禁酒」という花言葉に注目してお酒を控えて身体を大事にして欲しい方に贈る、禁酒したい時にシンボルとして飾るといった使い方も考えられます。
なお「禁酒」という花言葉は他にない独特のものなので、断酒会の名前に使われることもよくあるようです。
加えて「節制」という花言葉はより汎用性が高く、禁煙やギャンブル卒業などにも使えます。
各種依存症を克服するための決意のシンボルとしてもぴったりです。
「ピンクのアゼリア」の豆知識
「ピンクのアゼリア」に限らず、「アゼリア」をギフトにする時は黒い鉢に入れるのは避けるのが無難です。
ギフトに仕立てられた市販のものでそういったものはないようですが、海外では黒い鉢で「アゼリア」を贈ると「死の脅威」という意味があると捉えられてしまうことがあります。
色の組み合わせの面から見ても、「ピンクのアゼリア」を贈るならピンクなどかわいらしい色の鉢や、白かそれに近い色の鉢を使うのが良いでしょう。
まとめ
「ピンクのアゼリア」はツツジの一種です。
華やかでボリュームのある花を付けるだけでなく、「青春の喜び」という若いカップルや夫婦にはぴったりな花言葉が付けられています。
また「アゼリア」全般の花言葉である「節制」「禁酒」「恋(愛)の喜び」を生かすのも良いでしょう。
特に「禁酒」は他にないユニークなものであり、断酒会に名前が使われることもよくあるようです。
