「ヒメバショウ(姫芭蕉)」は、バショウ科バショウ属の多年草です。
中国、インドシナ原産で、1800年代に沖縄経由で渡来しました。
花は橙黄色で、朱赤色の苞に包まれ穂状に咲き、花期は5月から10月です。
今回は、「ヒメバショウ」の花言葉について解説します。
「ヒメバショウ(姫芭蕉)」の花言葉
「燃える心」「強い思い」があります。
恋愛のイメージがありますが、実際にはそれに限定しておらず、広く使う事が出来る花言葉です。
「燃える心」
花穂が燃え上がる炎のように見える事から付いた花言葉です。
一方、バショウ属の学名「ムーサ」はギリシャ神話の芸術神「ムーサ」達を指す事から、芸術的な情熱もイメージ出来ます。
恋の告白に添えるのに向く花言葉です。
付き合い始めた恋人への愛情表現としても良いでしょう。
仕事や趣味に全力で取り組む友人や同僚にも合います。
正義に燃え社会活動する人でも間違ってはいません。
スマホの待ち受けにして、燃える心を意識すれば、つまらないと思っていた日常的なタスクも大切に思えるでしょう。
この花言葉が合わないのは、すぐカッとなる人です。
頭を燃やしてしまうと、思考力も沸いてふやけてしまいます。
燃えるのはあくまで心だけです。
「強い思い」
こちらも花姿から炎のイメージと、属名の芸術神から付いた花言葉です。
芸術の本質は、思いをダイレクトに伝える事です。
喜怒哀楽の感情や思いは、言葉に変換すると細かいニュアンスが削られてしまいます。
これをそのまま伝えようとしたのが芸術であり、まさしく強い思いそのものと言えます。
趣味にせよ仕事にせよ、強い思いで取り組む友人や同僚に贈るのに向く花言葉です。
友情や愛情を伝える言葉と共に、友達や恋人に贈るのも良いでしょう。
エモート表現が豊富なメッセージサービスのインターフェイスデザインにも使えます。
庭に植えて、家族への強い思いを形にしても良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、初対面の相手です。
あまり初対面でグイグイ来られると、相手は警戒します。
まずは互いを知るところから始めましょう。
まとめ
「ヒメバショウ」は、バショウより小さいとはいっても、2mにも達し、華やかで存在感のある花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花をより鮮やかに見せる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。