「ヒメウズ(姫烏頭)」はキンポウゲ科「ヒメウズ」属(オダマキ属)の多年草です。
海外では中国、朝鮮半島、日本では関東以西から九州に分布し、畑や道端、石垣などに生育します。
花は直径5mm程度で、白もしくはやや赤みがあります。
花期は4月から5月です。
今回は、「ヒメウズ」の花言葉について解説します。
「ヒメウズ(姫烏頭)」の花言葉
「不変」「志操堅固」「ずっと待っています」といいます。
悪い意味はなく、イメージが合う相手へ贈ったり、決意表明として自分に言い聞かせるのに向く花言葉です。
「不変」
いかにも頼りない「ヒメウズ」ですが、実際には多年草で葉を出したまま冬を越します。
そんな様子から付いた花言葉です。
いつまでも若さと美しさを保つ友人へ贈るのに向く花言葉です。
就職などのライフイベントで別れる友人と、変わらぬ友情を誓う時にも良いでしょう。
変わらぬ愛として、プロポーズにも場面次第では合います。
この花言葉が向かないのは、成長が期待出来る人です。
初心を忘れるなという意味なら問題ありません。
「志操堅固」
「志と節操を堅く守る」という意味になります。
冬に枯れない葉のイメージの他、太い根には毒があり動物に掘り起こされる事もない性質などから付いた花言葉です。
高い志で努力を続ける友人に向く花言葉です。
一度決めた事は、誰に言われても曲げない人にも合います。
この花言葉が合わないのは、他人の意見に流される人です。
その他人が特定の1人なら、一応意味は合います。
「ずっと待っています」
小さい葉を出したまま冬を越す性質と、名前の「姫」から、戦に赴く夫の帰りを待つ、戦国大名の妻のイメージで付いた花言葉です。
待ち合わせのメッセージに画像添付するのに使えます。
プロポーズした時、愛の「不変」と合わせて、考える時間が欲しいなら「ずっと待っています」と繋げる事もできます。
この花言葉が合わないのは、人を待たせる事を気にしない人です。
不毛なので、そういう人を待つのは止めましょう。
「ヒメウズ(姫烏頭)」の豆知識
「ヒメウズ」の名は、「ヒメ」と「ウズ」で分かれます。
ヒメは小さく可愛らしいイメージのあるものに付きます。
ウズは「トリカブト」を意味し、つまりトリカブトに似た小さい品種という事です。
トリカブト同様毒があり、生薬としての利用もありますが、効能は異なります。
まとめ
「ヒメウズ」は、ごく小さな花です。
花言葉を知れば、その意外な強さに気づかされるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。