「ヒカゲツツジ(サワテラシ)」は、ツツジ科ツツジ属の常緑樹です。
日本固有種で、関東以西から九州にかけて分布し、山地の岩場や水辺に生育します。
花は漏斗形、蛍光色を思わせる淡黄緑色かクリーム色で、複数まとまって咲きます。
花期は4月から5月です。
今回は、「ヒカゲツツジ」の花言葉について解説します。
「ヒカゲツツジ(サワテラシ)」の花言葉
「節制」「初恋」「心を惹きつける」「情熱」があります。
白いツツジ共通の花言葉を含みます。
恋の意味が強いため、告白や恋人相手に贈るのに向く花言葉です。
そういう感情がない相手に贈る時は、意図を明らかにしましょう。
「節制」
ツツジ共通の花言葉です。
本家のツツジの「節制」は、乾燥に強い性質から付いたものですが、「ヒカゲツツジ」は乾燥がやや苦手です。
一方、「ヒカゲツツジ」の名の通り、日当たりが悪くても問題なく花を咲かせる性質があります。
ここから、人目の当たらない場所でも自分を律して頑張る人のイメージになります。
自分に厳しく、陰日向なく振る舞いの正しい友人や同僚へ贈るのに向く花言葉です。
教育のため子供に贈るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、調子を崩している人です。
多少贅沢してでも、まずは身体を労りましょう。
「初恋」
白いツツジの花言葉で、これから何色の恋にも染まるイメージです。
初恋の相手への告白に向く花言葉です。
初恋関係から続く恋人や配偶者にも良いでしょう。
ローティーン向けのファッションブランドのイメージとしても使えます。
この花言葉が合わないのは、大人になってからの恋の告白です。
長所と思うか短所と思うかは相手次第です。
確信が持てないなら、伝えるのは後からにしましょう。
「心を惹きつける」
日陰で自ら光り、沢を照らすような「ヒカゲツツジ」の色合いから付いた花言葉です。
人間は暗闇を恐れ、光に惹きつけられるものです。
花の美しさに惹きつけられるという事でも、意味は合います。
告白に添えるのに向く花言葉です。
心惹きつけられる音楽や芸術作品、文学作品などを作る人にも合います。
この花言葉が合わないのは、損得で関わる人です。
その人独自の儲ける才能に惹きつけられたなら意味は合います。
「情熱」
誰かの光を受けるのではなく、自らの内にある情熱から光るというイメージから付いた花言葉です。
情熱溢れる友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。
恋の告白に添えて情熱をアピールするのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、相手の気持ちに考えが全く及ばない人です。
そういう人は、傍若無人と言います。
まとめ
「ヒカゲツツジ」は、日陰でも目を惹く美しい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく感じられるでしょう。
花を彩り良く見せる、花言葉を是非参考にして下さい。