「ヒカゲスミレ(日陰菫)」は、スミレ科スミレ属の多年草です。
海外では中国、朝鮮半島、国内では北海道から九州にかけて分布し、低山から山地の湿り気のある場所に生育します。
花は2cmほど、紫色の筋が入る白い唇型で、花期は4月から6月です。
今回は、「ヒカゲスミレ」の花言葉について解説します。
「ヒカゲスミレ(日陰菫)」の花言葉
「小さな幸せ」「誠実」「愛」があります。
「スミレ」に共通する花言葉を含みます。
告白やプロポーズに向きそうな言葉がありますが、全部を合わせるとあまり大袈裟な場面には向きません。
日々の愛情表現などで贈ると良いでしょう。
「小さな幸せ」
美しい花は見ると幸せな気分になれます。
小さいけれど、日々、有り触れた場所で、嬉しい気分にしてくれるスミレのイメージに合う花言葉です。
いつも一緒にいられる事が幸せという意味で、家族で囲む食卓に飾るのに向きます。
配偶者に折に触れ贈るのも良いでしょう。
毎日少しずつ楽しめる、小分けサイズの大袋お菓子の商品イメージにも合うでしょう。
スマホの待ち受けにして、気付いた時にその日の「良い事」「幸せな事」を探すのも素敵です。
この花言葉が合わないのは、誕生日のお祝いなど、大きな幸せを表明すべき時です。
あくまで日常的なものと割り切りましょう。
「誠実」
日陰でも手を抜くこと無く美しい花を咲かせる「ヒカゲスミレ」の姿と合う花言葉です。
言動が誠実で、信頼出来る友人や恋人、配偶者などに贈るのに向く花言葉です。
教育の意味で、子供に贈るのも良いでしょう。
アカウントアイコンにして、自分のメッセージに口先だけのごまかしがないか、都度意識する事も出来ます。
この花言葉が合わないのは、言葉で「誠実」を繰り返す人です。
判断するのは他人で、自分は行動で証明するしかありません。
「愛」
紫のスミレの花言葉と共通します。
「ヒカゲスミレ」の地の色は白ですが、紫の筋が入り全体がうっすら紫がかって見えるため、こちらが付いています。
スミレの持つ好ましさを、紫の高貴なイメージで愛に格上げしたものです。
博愛精神があり、誰にも愛情深く接する事が出来る友人に贈るのに向く花言葉です。
社会福祉のために活動する人にも良いでしょう。
恋人や配偶者、子供に贈っても合います。
この花言葉が合わないのは、好意を示すために他を貶める人です。
そこにあるのは愛よりも、それを口実に他を攻撃してスッキリしたい気持ちです。
まとめ
登山の最中、見晴らしの悪い日陰は滅入るものです。
そんな道で見かける「ヒカゲスミレ」は、心を軽くしてくれます。
花言葉を知れば、更に嬉しく、心強く感じられるでしょう。
花をより彩り良く見せてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。