「バイカカラマツ」は、キンポウゲ科「バイカカラマツソウ」属の多年草です。
北アメリカ原産の帰化植物で、日の差し込む林で生育します。
白またはピンクの花弁を5枚つけ、大きい花を1輪、小花を2輪咲かせます。
花期は4月から5月です。
今回は、「バイカカラマツ」の花言葉について解説します。
「バイカカラマツ」の花言葉
「さり気ない優しさ」「小さな恋人」があります。
恋のイメージが強く、良い意味なので、恋人などに贈るのに向きます。
逆にそういった感情がない相手には、誤解される可能性があり、あまり適しません。
「さり気ない優しさ」
「カラマツ」の名を持つ割には、葉も花も尖っておらず丸い事から付いた花言葉です。
他に、大きい花が、小さい花をエスコートしているように見える事からも、意味が通ります。
さり気ない優しさや気遣いを見せてくれる友人や恋人、配偶者などへ贈るのに向く花言葉です。
押しつけがましくなければ、「さりげなさ」には、そこまでこだわる必要はありません。
街中にある手すりや階段の滑り止めなど、有り触れているけれど助かる設備を取り扱う会社のシンボルにも合います。
部屋に飾り、人に優しくする事を心がけるのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、行動を全て損得勘定して、「タダで助けるのは無駄」と決めつける人です。
人の評価というパラメータを無視した稚拙な理屈ですが、さり気ない優しさで放っておいてあげましょう。
「小さな恋人」
「バイカカラマツ」の花色が、純粋さを表す白や、恋愛に結び付き易いピンクである事と、全体が小さく可愛らしい事から付いた花言葉です。
小花と一緒に咲く性質でも一応意味が合います。
自分より身長や年齢の低い恋人や配偶者に贈るのに向く花言葉です。
実際は小さくなくても、可愛いイメージのある恋人に向きます。
恋人のように一緒にいて、しかも小さいという意味で、携帯型電子機器の商品イメージにも使えます。
この花言葉が合わないのは、何かしらの大小をコンプレックスにしている相手です。
「バイカカラマツ」の豆知識
「バイカカラマツ」は、「梅花唐松」と書き、「花が梅のような唐松草」を意味します。
「唐松草」は同じキンポウゲ科の植物で、葉の形などに類似点があります。
唐松草の名前の由来は、花が糸状で、唐松の松葉に見えるためです。
つまり、唐松を思わせる部分はどこにもないけれど、名前だけ残っている状態で、ものの名前にしばしば起こる減少です。
まとめ
「バイカカラマツ」は園芸品種もある可愛らしい花です。
花言葉を知れば、更に好ましく眺められるでしょう。
花をより鮮やかに見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。
