「ノボロギク(野襤褸菊)」は、キク科キオン属の一年草です。
ヨーロッパ原産で、日本には明治初期に持ち込まれ、全国に広まりました。
現在では、畑や水田、道端でも自生が見られます。
花は黄色い筒状花だけの花をつけ、綿毛になるまで開きません。
花期は5月から8月です。
今回は、「ノボロギク」の花言葉について解説します。
「ノボロギク(野襤褸菊)」の花言葉
「相談」「一致」「合流」「遭遇」があります。
おめでたい意味や良い意味は特にありませんが、悪い意味もありません。
意味が合う相手に贈るのに向きます。
「相談」
「ノボロギク」の筒状花だけの花は、顔を突き出しているようです。
枝分かれした花茎に複数並ぶ様子を、コソコソ相談している姿に見立てた花言葉です。
何か相談したい時のメッセージに添えるのに向きます。
連絡用付箋のデザインにも良いでしょう。
部屋に飾り今の悩み事が、本当に誰にも相談出来ないか、自分に問い直すのにも使えます。
勿論、相談する事が何もない相手には向きません。
「一致」
こちらも花がまとまって咲いている様子から付いた花言葉です。
相談の流れで、話が一致したように見えます。
相手の意見に賛成する時のメッセージに添えるのに合います。
変換コネクタの商品イメージにも良いでしょう。
この花言葉が合いそうで合わないのは、まだ意見を表明していない人です。
「自分で少しは考えろ」と言われるのも時間の問題です。
「合流」
こちらも花がまとまっている様子から連想できる花言葉です。
また、「ボロギク(サワギク)」や「ヤコブボロギク」など、似た性質を持つ花が、別々のルートで外来種として日本に辿り着いた事も意味に合います。
卒業の時、友人との再会を誓って贈るのに向く花言葉です。
何て事のない、日常的な待ち合わせメッセージに添えるのも良いでしょう。
「遭遇」
外に出れば、どこかしらで見つかる事から付いた花言葉です。
「ノボロギク」が日本で他のボロギクと遭遇したという意味でも合います。
旅先で知り合った相手に、縁があればまた会いたいという意味で贈るのに向く花言葉です。
遭遇には「思いがけない出会い」の意味があるため、約束して会う時のメッセージには向きません。
「運が良くないと会えないのか」と、不安に思わせてしまいます。
まとめ
「ノボロギク」は雑草扱いされがちな花です。
花言葉を知れば、その特徴的な姿にも興味が湧くでしょう。
風景の解像度を上げてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。