「ネズミモチ(鼠黐)」は、モクセイ科イボタノキ属の常緑樹です。
海外では中国、台湾、国内では関東以西に広く分布し、暖地の山地に生育する他、植栽も行われます。
白い漏斗型の小花をまとまって咲かせ、花期は6月です。
10月から12月頃に7mm程度の球に近い楕円体の果実が紫黒色に熟します。
今回は、「ネズミモチ」の花言葉について解説します。
「ネズミモチ(鼠黐)」の花言葉
「名より実(じつ)」といいます。
名声より実際の利益を取る事や、そうした方が良い、というような意味になります。
「名実共に」という言葉がありますが、それの「名」を省いた状態と言えます。
名前の由来が良くない「ネズミモチ」ですが、果実を乾燥させると「女貞子(じょていし)」という生薬になります。
強心や強壮剤などに利用され、肝臓、腎臓に効果がある他、精力を養い月経困難にも使われるという、一種の不老長寿薬として扱われます。
一般的に知られる大企業や、人の尊敬を集めるような仕事ではないけれど、大きな収入などを得て成功した友人に贈るのに向きます。
大学を偏差値で見ず、ゼミの研究内容に着目して選び、その分野で第一人者になった人にも良いでしょう。
人目を気にして何事も上手く出来ない時、「ネズミモチ」を植えれば、考えを切り替えるきっかけにもできます。
この花言葉が合わないのは、炎上で再生数を稼ぐ動画配信者です。
炎上で得た悪名はこの花言葉で指す「名」に当たらない上、両方増えているので選んでもいません。
元々別なところで名声を得ていた人が、批判されつつも収益目当ての動画を上げるなら意味は合います。
「ネズミモチ(鼠黐)」の豆知識
「ネズミモチ」の名前は、「ネズミ」と「モチ」で由来が別れます。
まず「モチ」は葉など形が全般的に「モチノキ」に似ている事から付いたものです。
一方、「ネズミ」は、果実がネズミの糞に似ている事から付いたものです。
現代ではネズミの糞を目にする機会は少なく、あまり思い浮かばないかも知れませんが、10mm程度の細長く黒いものです。
球に近い「ネズミモチ」の果実と並べるとそこまで似ていませんが、サイズや色味は近いため、遠目には似て見えるのでしょう。
人によっては強く不快に思う由来なので、庭木にしている人への話題には向きません。
知らないフリで、「可愛い名前ですね」と言っておけば丸く収まります。
まとめ
「ネズミモチ」は庭木として有り触れたもので、それと意識せず見過ごしてしまうかも知れません。
花言葉を知れば、その個性に気づき、楽しむ事も出来るでしょう。
風景の解像度を上げる、花言葉を是非参考にして下さい。