日々の食卓には欠かすことのできない「ネギ(葱)」。
野菜としてのイメージが強い「ネギ(葱)」ですが、4月から5月頃にかけて、白っぽい花を咲かせます。
小さな白い花がたくさん集まって球状になるので、「ネギ坊主」と呼ばれているのです。
今回は、そんな「ネギ(葱)」の花言葉について詳しく見ていきましょう。
「ネギ(葱)」の花言葉
「ネギ(葱)」は、ヒガンバナ科ネギ亜科ネギ属の植物です。
以前はユリ科として分類されていましたが、新しい体系で分類されてヒガンバナ科となりました。
ここからは、「ネギ(葱)」の花言葉を4つご紹介します。
「挫けない心」
「ネギ(葱)」は、収穫のために葉の部分を切っても、そこからまた伸びてきます。
もちろん、限度はありますが、たくましく生命力のある植物なのです。
そんな「ネギ(葱)」の花言葉の1つが、この「挫けない心」です。
美味しく「ネギ(葱)」を食べれば、私たちも挫けない心を手に入れられるかもしれません。
「愛嬌」
ネギ坊主とも呼ばれる「ネギ(葱)」の花は、なんだか愛らしい姿です。
見れば見るほど、ユーモラスで愛嬌があるように見えてきます。
花が咲いてしまうと、「ネギ(葱)」の味は落ちてしまうと言われていますが、それでも摘み取るのが勿体ない気持ちにさせられる愛くるしさです。
「微笑み」
「ネギ(葱)」の原産地は中国ですが、日本に伝わった野菜の中でも最も古いものの1つとされています。
8世紀頃には既に日本に持ち込まれ、食べられていたようです。
ずっと昔から、人々の暮らしを支えてきた野菜の1つである「ネギ(葱)」。
お腹が空いているときに栄養豊富で美味しい「ネギ(葱)」のお味噌汁などを食べれば、自然と微笑みがこぼれます。
「笑顔」
こちらは先程ご紹介した「微笑み」という花言葉よりも、さらに大きな満面の笑みを表しているかのような花言葉です。
「ネギ(葱)」が1本あるだけで、みんなが笑顔になるような、美味しい料理がつくれてしまいます。
風邪を引いたときや喉が痛いときにも重宝される「ネギ(葱)」は、年中食べたい野菜の1つです。
「ネギ(葱)」の花言葉の由来
「ネギ(葱)」の花言葉は、その生命力や美味しさ、そして春から初夏に咲く可愛らしい花に由来しています。
ぜひ、これからは野菜の部分だけでなく、花にも注目してみてください。
「ネギ(葱)」の豆知識
「ネギ(葱)」は、実は花も食べられる植物です。
ネギ坊主を天ぷらや和え物にして食べると、柔らかい甘みのある味わいになります。
また、お味噌汁などに入れても美味しいので、もし「ネギ(葱)」を家庭菜園などで育てて花が咲いたら、試してみるといいかもしれません。
まとめ
今回は、「ネギ(葱)」の花言葉をお伝えしました。
野菜としての印象が強い「ネギ(葱)」ですが、その可愛らしい花にはポジティブな花言葉ばかりがつけられています。
「ネギ(葱)」の花言葉が気になったときには、是非こちらの記事を参考にしてみてください。