「ニーレンベルギア」は、ナス科ギンパイソウ属の多年草です。
メキシコ以南原産で、鑑賞用として流通しています。
花は上を向いた盃状で、色は白、紫、青、複色、花期は5月から10月です。
今回は、「ニーレンベルギア」の花言葉について解説します。
「ニーレンベルギア」の花言葉
「心が和む」「楽しい追憶」「清楚」「許されざる恋」などがあります。
良い意味の言葉と、不穏な言葉が混じるため、贈る時には意図を明らかにしましょう。
恋愛の言葉が含まれる為、誤解されそうな相手には避けた方が無難です。
「心が和む」
盃状の花の姿から、のんびり心安らかにお酒を楽しむという連想から付いた花言葉です。
花の美しさで心和むという意味でも合います。
「平和」という花言葉も同じ由来です。
人をイライラさせる原因は、本気になると案外解消できます。
本当にどうしようもないストレスは、明確な苦痛になってしまうものです。
つまり、イライラは本気になる程でもない、小さなストレスということです。
ですが、小さな傷はヤスリのように心を削っていきます。
「世の中はこんな物」「働くのはこういう事」それで割り切れず、どうしてもイライラが続くなら、思い切ってみるのもひとつの道です。
一緒にいると心和む人へ贈り、好意を伝えるのに向く花言葉です。
「楽しい追憶」
可愛らしい花と戯れる幼い日のイメージから付いた花言葉です。
原産地のアメリカ大陸で咲いていた頃の「ニーレンベルギア」の気持ちとしても意味が合います。
また、盃のイメージから、旧友と酒を酌み交わし、思い出話に花を咲かせる様子も連想できます。
楽しい記憶を共有している友人へ贈るのに向く花言葉です。
「清楚」
「ニーレンベルギア」の名は、17世紀のスペイン・イエズス会の著述家「フアン・ニーレンベルク」への献名です。
著名な著述家であると同時に、敬虔なクリスチャンであった彼の、敬虔な姿勢を表す花言葉です。
過度な飾り気がない美しい花のイメージとしても良いでしょう。
すっきりと清らかな雰囲気のある人へ贈るのに向きます。
「許されざる恋」
ファン・ニーレンベルクは、神学校の講師として生涯を過ごしました。
そんな彼には、恋に熱心になる事も許されなかった、そんなイメージの花言葉です。
個人の意思が尊重される現代、本当の意味で許されざる恋というのはなくなっています。
何かしら後ろ暗い恋というならあり得ますが、それは「許されざる恋」と気取っている場合ではなく、許されるように努力すべきものでしょう。
現実の相手に贈るより、創作向きの花言葉です。
まとめ
「ニーレンベルギア」は可愛らしい花です。
花言葉を知れば、意外な一面にも触れられるでしょう。
花との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。