「ナンキンハゼ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ナンキンハゼ」の花言葉とは? 花言葉

葉の形が特徴的な「ナンキンハゼ」は、トウダイグサ科「ナンキンハゼ」属の落葉樹です。

海外では中国、台湾原産で、江戸時代に渡来し、蝋や油を取るために栽培されました。

現在では街路樹や公園樹として植栽されています。

花は黄色で細い垂れ下がる穂となり、花期は6月から7月です。

秋には紅葉し、黄色、赤、紫などに染まります。

今回は、「ナンキンハゼ」の花言葉について解説します。

「ナンキンハゼ」の花言葉

「真心」「心が通じる」があります。

親しみや愛情と結びつけられる花言葉で、贈り物に向きます。

一方、形式的な挨拶などには、あまり向きません。

「真心」

ハート型をした「ナンキンハゼ」の葉から付いた花言葉です。

恋の告白に添えて、真心からの気持ちであると伝えるのに向く花言葉です。

商売で、正直な値付けをしているというアピールにも使えます。

友達と約束する時、約束を守る気持ちが真剣である事を表す為に贈り合っても良いでしょう。

他人に流されがちで、自分の本意に反して行動していると感じた時、「ナンキンハゼ」を見上げ、自分の真の心に耳を傾けるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、怒りを伝える時です。

真の心という意味で、間違ってはいませんが、どうしても柔らかい印象が出てしまいます。

「心が通じる」

「ナンキンハゼ」のハート型の葉が、秋に紅葉して赤く染まる事から付いた花言葉です。

緑の葉の時にされた告白を、紅葉に添えて返事するというのもドラマティックです。

「心が通じて欲しい」という気持ちで告白に贈っても間違いではありません。

以心伝心で一緒に過ごす事が心地よい友人に贈るのにも向きます。

長年連れ添い、阿吽の呼吸で意思疎通が出来る配偶者同士で贈り合っても良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、こちらに気付いてくれるけれど、こちらは気付かない相手や、その逆の相手です。

心の一方通行は「通じる」とまでは言えません。

「ナンキンハゼ」の豆知識

「ナンキンハゼ」は漢字で「南京櫨」と書きます。

ここで言う「南京」は中国から伝わったものの事を指します。

南京は交易の重要拠点であったため、舶来のもの全般に使われる事もありました。

「ハゼ」の方は、「ハゼノキ」が蝋の原料になる事からついたものです。

「ハゼノキ」の名は、紅葉の色が土器の「土師器(ハジキ)」に似ている事から付いたものです。

まとめ

「ナンキンハゼ」は街路にもあり、有り触れた見過ごされやすい木です。

花言葉を知れば、その特徴的な葉を鑑賞する事も出来るでしょう。

植物との距離を近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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