「ナワシログミ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ナワシログミ」の花言葉とは? 花言葉

「ナワシログミ」はグミ科グミ属の常緑樹です。

海外では中国、国内では関東地方以西から九州まで分布し、海岸や沿岸の林の縁に生育します。

花色は淡黄褐色で甘い香りがあり、花期は10月から11月です。

果実(偽果)は翌年の5月から6月に赤く熟します。

今回は、「ナワシログミ」の花言葉について解説します。

「ナワシログミ」の花言葉

「心の純潔」「冬の祈祷」があります。

神秘的なイメージのある花言葉で、贈り物や飾りに合いますが、賑やかな場面には少々場違いになるでしょう。

「心の純潔」

枝のトゲで守られながら咲く俯いた白い花を、欲望を寄せ付けず清く慎ましい心に見立てた花言葉です。

グミ属に共通する花言葉で、美しい果実からも連想できますが、「ナワシログミ」の果実はややくすんだ色をしており、花の方がイメージに合います。

心がけや行いが正しい友人に贈るのに向く花言葉です。

学生時代なら、恋の告白に添えても良いでしょう。

澄んだクリスタルのアクセサリーなどの商品イメージにも使えます。

スマホの待ち受けにして、折に触れて自分の心を見つめ直すのも良いでしょう。

「冬の祈祷」

冬間近の11月頃に咲く俯いた花は、まるで冬に向け祈りを捧げるよう。

そんな連想から付いた花言葉です。

冬に祈る事というと、人間にはクリスマスのミサやお正月の初詣が浮かびます。

しかし野生の生き物にとっては、厳しい冬を越え無事に暖かい春を迎えられるようにという、切実な願いになります。

年明けに受験がある子供や教え子などに贈るのに向く花言葉です。

失恋や病気、失職など、一時的に気持ちが落ち込む友人を元気づけるのにも良いでしょう。

逆に、この花言葉を贈るのに合わないのは、順風満帆で願うような事は何もない人です。

「冬が訪れるように」という嫌がらせと取られかねません。

「ナワシログミ」の豆知識

「ナワシログミ」「苗代茱萸」と書き、「苗代」つまり、田植え準備の頃に実を付ける「茱萸(グミ)」を意味して付いた名です。

肝心の果実の味は、甘味はあるものの酸っぱく、いくらか渋みもあり、あまりおいしいものではありません。

まとめ

「ナワシログミ」は実も花も特徴がありますが、「グミ」ほどの鮮やかさはありません。

花言葉を知れば、それぞれの良さに気付き楽しむ事が出来るでしょう。

植物への興味を深めてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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