「ナニワズ(難波津)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ナニワズ(難波津)」の花言葉とは? 花言葉

「ナニワズ(難波津)」はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉樹です。

樺太、千島列島、北海道、本州に分布が見られます。

花は黄色く芳香があり、花期は4月から5月です。

今回は、「ナニワズ」の花言葉について解説します。

「ナニワズ(難波津)」の花言葉

「永遠不滅」といいます。

「ナニワズ」の葉は秋に新芽がつき、翌年の夏に落葉するという変わった性質があります。

夏は他の緑に紛れ、冬枯れした野では葉が目立ち、常に緑の葉を付けているように見える事から付いた花言葉です。

また、「難波津」の名前からも連想できます。

古墳時代、仁徳天皇の即位に、渡来人の王仁(わに)が繁栄を祈り詠んだとされる和歌に、「難波津の歌」があります。

その後、この歌は書道の初歩の手習いに使われ、平安時代には誰もが知る歌でした。

現代でも競技かるたの最初に詠まれるなど、1600年以上親しまれている事からも意味が通ります。

永遠の愛を誓うプロポーズに向く花言葉です。

永遠の友情を誓う場合にも間違いではありません。

永く地図に残るような、大きな建造物を作ったり、地形を変えたりする建設会社のシンボルとして敷地に植えるのも良いでしょう。

いつまでも後を引くお菓子の商品イメージにも使えます。

未来に語り継がれるような創作をしたいと思う時、「ナニワズ」を植えて励みにするのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、お見舞いです。

不滅は良いのですが、永遠だけを受け取られてしまうと、治らない意味に伝わってしまいます。

「ナニワズ(難波津)」の豆知識

「ナニワズ」は、「難波津の歌」と結びつけられがちですが、実際には関係がありません。

歌の「難波津」は、都のある難波の船着き場を指します。

また、「花」が詠まれていますが、これは梅の事で、やはり「ナニワズ」とは関係がありませんす。

「ナニワズ」の名前の由来は、同じ属で性質も似た「オニシバリ」にあるとされています。

オニシバリも、夏に落葉するため、「夏坊主」という別名があり、これが転訛した、というものです。

確かに最初と最後の音は同じであり、イメージできます。

まとめ

「ナニワズ」の花は可愛らしいですが、葉に存在感がある植物で、春の盛りには他の花に紛れてしまうかも知れません。

花言葉を知れば、冬の姿にも気が付き、その緑を楽しむ事が出来るでしょう。

風景に色を足してくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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