「トルコキキョウ(ユーストマ)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トルコキキョウ(ユーストマ)」の花言葉とは? 花言葉

「トルコキキョウ(ユーストマ)」「リシアンサス」と呼ばれることもある優美な花です。

花色や花姿のバリエーションが非常に豊富であるという特徴があるうえ、一年中入手できるため誕生日や結婚記念日、開業祝い、ウェディング、葬儀など様々なシーンで見かけることができます。

ちなみに名前にトルコとありますがトルコとは直接の関わりはなく、またキキョウの仲間でもありません。

リンドウ科なので、むしろリンドウやセンブリなどの仲間です。

加えて花の形はキキョウではなくバラの花に似たものが多く、具体的な花色は赤色、橙色、黄色、緑色、空色、青色、紫色、茶色、白など他ではなかなか考えられないほど豊富。

これは熱心な品種改良の結果であり、また新たな品種の開発には日本が深く関わっています。

なおサイズは20〜120cm程度で、自然な状態での開花期は3〜6月です。

「トルコキキョウ(ユーストマ)」の花言葉

「トルコキキョウ(ユーストマ)」の花言葉は「優美」「感謝」「希望」「すがすがしい美しさ」などです。

これらはその優美な花の姿からきたものだと言われています。

花言葉はいずれも使いやすいものであるうえ、使い所があまりかぶっていないので様々なシーンや相手に使えるのが特徴的です。

例えば愛する人の美しさを褒めたたえるのも良いですし、日頃の感謝を込めて贈るのにも使えます。

明るい未来を期待させるようなイベントやプロジェクト完了の打ち上げなどにも良いでしょう。

そのうえ色別の花言葉もあります。

白のものは「永遠の愛」「思いやり」、青のものは「あなたのことを想う」、ピンクのものは「優美」、紫のものは「希望」、緑のものは「良い語らい」となっており、これらも活用すればさらに活躍の場は広がるでしょう。

「トルコキキョウ(ユーストマ)」の豆知識

「トルコキキョウ(ユーストマ)」は北米〜メキシコ原産の花であり、日本には1930年代に伝えられました。

もちろん「トルコキキョウ(ユーストマ)」は他の国でも栽培されていましたが、その多くが第二次世界大戦の混乱によって途絶えてしまったこともあり、戦後から現在に至るまで日本が「トルコキキョウ(ユーストマ)」の栽培や品種改良の中心地となっています。

なお日本における「トルコキキョウ(ユーストマ)」栽培発祥の地は長野県千曲市とされており、また今でも長野県が都道府県別の生産高においてトップです。

加えて2020年の農林水産省の統計によれば、「トルコキキョウ(ユーストマ)」の切り花の出荷量はキク、カーネーション、バラ、ガーベラ、スターチス、ユリに続く多さなのだそうです。

順位としては7位で、この下にはリンドウ、アルストロメリア、宿根カスミソウと続きます。

また「トルコキキョウ(ユーストマ)」は熊本県や福岡県でも多く生産されています。

まとめ

「トルコキキョウ(ユーストマ)」は花色や花姿のバリエーションが非常に豊富なリンドウ科の花です。

「優美」「感謝」「希望」「すがすがしい美しさ」などの花言葉を持ち、誕生日や結婚記念日、開業祝い、ウェディング、葬儀など様々なシーンで活用されています。

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