世界三大珍味にも数えられる「トリュフ」は、子嚢菌類が地下に作るキノコのうち、複数品種の呼び名です。
具体的には、セイヨウシュウロ科セイヨウシュウロ属のキノコが、主な品種です。
ヨーロッパに分布し、木の根に密着して生育します。
キノコのため花は咲かず、主に動物に掘り出され、食べられる時に胞子をばらまきます。
今回は、「トリュフ」の花言葉について解説します。
「トリュフ」の花言葉
「驚き」といいます。
「トリュフ」はヨーロッパで特に珍重され、高値で取引されます。
そんな高級食材が、地下から出て来るのですから、見つけた時の驚きと喜びは非常に大きいでしょう。
そんなところから付いた花言葉です。
他に、キノコとは到底思えない形に驚き、おいしさに驚き、値段に驚くなど、様々な驚きのあるキノコです。
不断の努力で驚くような記録を出す、スポーツのチームメイトへ贈るのに向きます。
発想力が優れ、驚かされるような提案で結果を出す同僚にも良いでしょう。
びっくりするような安値のスーパーマーケットのシンボルにも使えます。
「トリュフ」を食べ、意識的に驚くようにすれば、有り触れた事も楽しめるでしょう。
この花言葉が合わないのは、驚く事があると動揺しすぎて危なっかしい人です。
こういう人にとっての「驚き」は、ネガティブなイメージが根付いているので、嫌がらせと思われてしまいます。
また、高級食材に強いコンプレックスを抱いている人にもやめておきましょう。
話が面倒な方向に長くなります。
「トリュフ」の豆知識
「トリュフ」は日本人には馴染みが薄く、人によっては味のイメージもまったくないでしょう。
具体的に何が珍重されているかといえば、香りです。
黒「トリュフ」は土を思わせる香りで、白「トリュフ」は豊潤で動物的な香りとされます。
生の「トリュフ」は高価ですが、調味料などに入れた加工品なら、手軽に利用できます。
「トリュフ」の採集には豚に嗅ぎ当てさせる方法がありますが、これは「トリュフ」の香りに雄豚の性フェロモンと似た匂いがあるため、本能的に見つけてくれる事によります。
但し、豚はそのまますぐ食べてしまうので、最近は犬を使う事が一般的になっています。
犬の場合、教育は必要ですが、「トリュフ」を食べる可能性は低めです。
勿論、ぼんやりしていると、犬でも食べられたり傷つけられる可能性はあります。
まとめ
「トリュフ」は高級品のイメージばかりが先行して、あまり具体的なイメージを持てないキノコです。
花言葉を知れば、幾らか身近に感じられるでしょう。
キノコとの距離も近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。