「イワガネ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イワガネ」の花言葉とは? 花言葉

イワガネはイラクサ科カラムシ属の多年草です。

やや湿った土地を好み、日本では北海道から九州まで点在し、中国、朝鮮半島、台湾にも分布しています。

8月~10月にかけて白い花穂を付け、果実は白い肉質に護られた特徴的な姿をしています。

イワガネは「岩ガ根」の字をあて、岩場に生える事から付いた名です。

別名をヤブマオと言い、これは「藪に生えている真麻」という意味です。

真麻とはカラムシの別名で、イワガネとよく似た品種です。

ここではイワガネの花言葉について解説します。

「イワガネ」の花言葉

「ずっとあなたのそばに」「絶対に許さない」「お幸せをお祈りしています」があります。

イワガネ固有の花言葉はないため、カラムシ属に共通する花言葉が当てはまります。

意味はそれなりに繋がるのですが真逆のニュアンスが含まれるので、相手との関係性によって使い分けた方が良いでしょう。

「ずっとあなたのそばに」

現在は雑草扱いされがちですが、カラムシは良質の糸が取れる繊維植物です。

その布は100年保つとも言われ、衣類など身につけるものとして長く使う事ができます。

このイメージが花言葉となったものでしょう。

夫婦間や結婚を前提とした恋人同士で贈り合うのに向いていますが、使い古した時も忘れないようにしましょう。

両方忘れていれば良いですが、片方が覚えている状態で迂闊に捨てるとややこしい事になります。

まだ関係が浅い相手の場合は、大袈裟すぎて敬遠されてしまう花言葉です。

相手の気持ちを考えつつ、良いタイミングを見計らいましょう。

自分で使ったり飾ったりする場合、長く続けたい趣味などに絡めてみるのも良いでしょう。

「絶対に許さない」

こちらも丈夫な繊維のイメージに繋がります。

現実の場面では、あまり使い道のない花言葉です。

そういう相手がいたとして、気持ちを表明しても復讐しても、良い結果になりません。

どちらかというと、ライバルに打ち勝つやる気を奮い立たせるために、自分自身に言い聞かせるのに向く花言葉です。

創作物の小道具として「笑顔に隠れた恨み」の表現などに使う事は出来そうです。

「お幸せをお祈りしています」

古来、繊維製品が大きなライフイベントの贈り物の定番だった事から、イメージしやすい花言葉です。

大量生産技術が浸透するまでは、衣類は基本的に一点ものの高級品でした。

戦後の混乱期、衣類は金銭の代わりとして物々交換に使われる財産だったといいます。

結婚する夫婦へ添えるのに向く花言葉ですが、それ以外でも望んだ転居や定年退職など、その後の幸せがある程度予想される区切りに合います。

逆に、身内に不幸があった時や、望まない退職などのタイミングには向きません。

自分に対して使う場合は、多少の細かいニュアンスは無視して、単に幸運を祈る花言葉と考えるぐらいが丁度良いでしょう。

まとめ

イワガネは、生えている様子を見かける他、繊維製品として贈られる事もあるでしょう。

花言葉を知れば、そこに込められた意味に気付く事が出来るでしょう。

人との関係を円滑にする事にも繋がる花言葉を、是非心に留めておいて下さい。

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