「トラユリ(虎百合)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トラユリ(虎百合)」の花言葉とは? 花言葉

3枚の花弁が特徴的な「トラユリ(虎百合)」は、アヤメ科「トラユリ」属の多年草です。

「トラフユリ(虎斑百合)」「チグリジア」の別名もあります。

メキシコ、グアテマラ原産で、日本へは明治時代に持ち込まれました。

花は内側3枚の花弁がごく小さく、外側の3枚の花弁が大きく目立ちます。

花色は赤から黄色、白から赤で、中央部にヒョウかトラの柄のような斑紋が入り、花期は6月から7月です。

今回は、「トラユリ」の花言葉について解説します。

「トラユリ(虎百合)」の花言葉

「誇らしく思う」「鮮やかな場面」「私を愛して」「私を助けて」といいます。

花の名前のイメージや、花の鮮やかさから付いた花言葉ですが、印象が違うものが混じるため、贈る時は意味を正しく伝えないと、徒に心配させてしまいます。

「誇らしく思う」

トラの名や、群れずに咲く孤高のイメージから付いた花言葉です。

自分を誇れる事は重要です。

「生きる為」「家族の為」「会社の為」と、「仕方が無い」を積み過ぎると、自分はどこかに行ってしまいます。

誇りは意味があって持っているものです。

どこかで立ち止まらないと、結局守りたかったものまで失いかねません。

スマホの待ち受けにして、今の仕事が自分に誇れるか、省みるのも良いでしょう。

「鮮やかな場面」

「場面」「光景」と読み替えれば理解しやすいでしょう。

明るく鮮やかな花は、風景を丸ごと彩ってくれます。

その人がいれば、雰囲気が良くなるような人へ贈り褒めるのに向きます。

「私を愛して」

孤高のイメージのある咲き方や、群れを作らないトラの名を持つ一方、美しい花を付け周りにアピールしている様子から付いた花言葉です。

人間、愛されずに生きる事は難しいものです。

今愛されていないようでも、過去の愛された記憶が、自分を肯定する大きな力になっているものです。

愛された記憶が定着すれば、自分の価値を信じられ、自分で自分を愛する事が出来る、良循環ができます。

自宅で育てながら、自分が愛された経験を振り返ってみるのも良いでしょう。

誰かに愛して欲しいと思い贈るのには向きません。

愛は要求して貰っても、空しいものです。

「私を助けて」

「私を愛して」を言い換えた花言葉です。

一方、大きな花が小さな花を呑み込もうとしている様子に見える事も意味が合います。

単純に、トラという猛獣を前にした感想でも良いでしょう。

助けて欲しい時は様々ですが、助けを求めるのは難しいものです。

手遅れにならないうちに助けを求める必要がありますが、手遅れは「まだ頑張れる」と思う間に発生するイベントです。

「ひょっとしたら、自分は危ないのでは?」という相談から始めるのが重要と言えます。

部屋に飾り、自分が直面する問題を振り返るのに合う花言葉です。

「トラユリ(虎百合)」の豆知識

「トラユリ」は、模様が「虎斑(トラフ)」のようで、佇まいが百合に似る事から付いた名です。

英語では「タイガー・フラワー」といいます。

そのまま直訳して「タイガー・リリー」と言ってしまうと、ユリ科ユリ属の「オニユリ」の事になります。

紛らわしい場面では、学名の「チグリジア」で呼ぶ方が間違いありません。

まとめ

「トラユリ」は遠目にも美しい花です。

花言葉を知れば、その特徴的な模様や形にも気づけるでしょう。

風景の解像度を増してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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