「トウテイラン(洞庭藍)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「トウテイラン(洞庭藍)」の花言葉とは? 花言葉

「トウテイラン(洞庭藍)」は、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草です。

日本固有種で、絶滅危惧種に指定されており、京都、兵庫、鳥取の日本海側の砂丘地に生育します。

花は青紫の小花を付けた花穂を形成し、花期は8月から9月です。

今回は、「トウテイラン」の花言葉について解説します。

「トウテイラン(洞庭藍)」の花言葉

「汚れない心」「常にほほえみを持って」があります。

良い言葉で、贈り物やお祝いに向きますが、生花を摘む事は出来ないので、利用は画像などに留めましょう。

「汚れない心」

「トウテイラン」の名前にある「洞庭」とは、中国の「洞庭湖」を指し、その空を映した湖面の青さのように美しい花色から付いたものです。

洞庭湖は景観の美しい場所として昔から様々な逸話が作られ、絵画も多く描かれています。

心がけが正しく悪い誘惑にも揺らがない友人や同僚に贈るのに向きます。

子供に贈り、正しい心を持つよう教えるのも良いでしょう。

繊維の芯まで綺麗にする洗剤の商品イメージにも使えます。

この花言葉が合わないのは、正しくない人に対して攻撃的な人です。

正しい事であれば何をしても良いと思う心根が、既に汚れています。

「常にほほえみを持って」

花はしばしば微笑む顔に喩えられますが、「トウテイラン」の花は多く並んでおり、途切れる事がないように見えます。

そんな姿から付いた花言葉です。

笑みを絶やさず場を和やかにしてくれる友人や配偶者に向きます。

いつも怒りっぽい人や不機嫌そうにしている人に贈り、改善を促すのも良いでしょう。

笑顔の元になる携帯性に優れたお菓子のパッケージデザインにも向きます。

色々仕事に追われている時、スマホの待ち受けにしたなら、眉間の皺を弛めるきっかけに出来ます。

この花言葉が合わないのは、あなたが原因で怒らせている人です。

火に油を注ぐようなものです。

「トウテイラン(洞庭藍)」の豆知識

「トウテイラン」は、名前の響きだけを聞くと蘭の仲間と思ってしまいますが、科から違う植物です。

そもそも字が「藍」で、花の色から付いたものです。

「藍」「アイ」と呼ぶ事がありますが、「ラン」の読み方もあります。

この読み方の例としては、諺の「出藍(しゅつらん)の誉れ」があります。

尚、「青は藍より出でて藍より青し」は、同じ意味の諺ですが、こちらの場合「アイ」と読みます。

まとめ

「トウテイラン」は滅多に出会える事のない稀少な花です。

花言葉を知れば、かつての人の想いの一端に考えを巡らせる事も出来るでしょう。

花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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