「デンファレ」は、ラン科セッコク属(デンドロビウム属)の一群です。
「デンファレ」は通称で、正式名は「デンドロビウム・ファレノプシス」となります。
これに「デンドロビウム・ビギバム」などを交配させた交配品種が、「デンファレ系」という一群になります。
主に花茎が長く伸び、先に多くの花を付けるのが特徴で、花色は白から紫、黄色です。
花期は気温によりますが、6月から9月です。
今回は、「デンファレ」の花言葉について解説します。
「デンファレ」の花言葉
「わがままな愛」「お似合いのふたり」「有能」「魅惑」などが共通する花言葉です。
良い言葉が揃い、色の花言葉も合わせると素敵な贈り物になるでしょう。
「わがままな愛」
美しい花と、着床性で宿主の事情を省みない性質からイメージされた花言葉です。
一方、我が儘に空間を占有する、飛び出した花茎も意味が合います。
相手の気持ちに忖度する余裕がないほどの、強い愛情を伝える時に向く花言葉です。
「お似合いのふたり」
複数の花が並ぶ様子からイメージされた花言葉です。
着生する「デンファレ」と、された宿主という意味でも合います。
「思いやり」という花言葉も同じ由来です。
結婚のお祝いや、交際が始まった友人へ贈るのに向きます。
「有能」
デンドロビウムでありながら、「ファレプノシス(胡蝶蘭)」のような美しさを持つ事から付いた花言葉です。
花持ちが良く、切り花などで使い勝手が良い事も意味が合います。
何かしら有能な人を褒めたり、持ち上げて何かやらせたい時に向く花言葉です。
「魅惑」
花の美しさから付いた花言葉です。
「美人」「魅惑的」という花言葉も同じ由来です。
美しい恋人へ、愛情表現として贈るのに向きます。
「デンファレ」の色別花言葉
「デンファレ」には色別の花言葉も付いているので見ていきましょう。
赤い「デンファレ」の花言葉
「情熱と欲望」「強烈な愛の願望」です。
元々花が多く圧のある「デンファレ」ですが、情熱の色である赤が付き、一層強烈な印象になる事から付いた花言葉です。
恋人へ熱烈な気持ちを伝えるのに向きます。
ピンクの「デンファレ」の花言葉
「官能」「誘惑」といいます。
「デンファレ」自体が魅惑的ですが、ピンクも柔らかく誘うような魅惑的な色です。
これらを合わせた花言葉です。
色気のある友人や、官能的な恋人へ贈るのに向きます。
白い「デンファレ」の花言葉
「誘惑に負けない」「純粋な愛」です。
白の清純なイメージと、「デンファレ」自体の魅惑的な姿が拮抗したような花言葉が付いています。
スマホの待ち受けにして、つい浪費しそうな時などのブレーキにするのも良いでしょう。
紫の「デンファレ」の花言葉
「喜び」「愛」「感謝」「美しさ」「欲望」が付いています。
紫は気品ある色とされる事から、「感謝」や「愛」という高貴な感情を表します。
一方、紫自体が持つ「美しさ」は、一層魅惑的で「欲望」をかき立て「喜び」に至るというイメージです。
愛情表現として、配偶者へ贈るのに向く花言葉です。
黄色い「デンファレ」の花言葉
「友情」「愛の温かさ」です。
黄色が表す陽光の温かいイメージから付いた花言葉です。
多数の花を太陽の下で遊ぶ友人達に喩えています。
友情を伝えるための贈り物に向きます。
まとめ
「デンファレ」は豪華で美しい花です。
花言葉を知れば、贈った人の心にも触れられるでしょう。
花を一層好ましく感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。