「ツルボ(蔓穂)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ツルボ(蔓穂)」の花言葉とは? 花言葉

「ツルボ(蔓穂)」は、キジカクシ科「ツルボ」属の多年草です。

海外では中国、朝鮮半島、台湾、極東ロシア、日本では全国的に分布し、草地や堤防など日当たりの良い場所に生育します。

花色は淡紅紫で、円錐形の穂の下から咲いていきます。

花期は、8月から9月です。

今回は、「ツルボ」の花言葉について解説します。

「ツルボ(蔓穂)」の花言葉

「悲しみ」「我慢強い」「流星のような」「誰よりも強い味方」などがあります。

良い言葉と少々不穏な言葉が混じるため、贈り物にする場合は説明するか、相手を選びましょう。

「悲しみ」

「ツルボ」「ヒヤシンス」と近縁のため、ヒヤシンスの花言葉が付いたものです。

昔、太陽神アポロンに愛されたヒュアキントスという美少年がいました。

西風の王ゼピュロスも彼を愛しましたが、拒絶されました。

その後、アポロンとヒュアキントスが円盤投げをして遊んでいる時に、嫉妬したゼピュロスは風を操り、円盤をヒュアキントスに当て、死なせたのです。

アポロンは悲しみ、彼の亡骸をヒヤシンス(またはアイリス)に変えたのです。

同じ由来で「あなたの死を悼む」「寂しさ」という花言葉もあります。

悲しみを感じて気落ちする友人などに、共感の意味で贈るには向いています。

関係性が出来ていない相手に対しては向きません。

「我慢強い」

暑さの厳しい夏に葉を落とし休眠してやり過ごす性質から付いた花言葉です。

「志操堅固」も同じ由来です。

我慢強く、固い意志を持つ友人に贈るのに向いています。

この花言葉が合わないのは、単に苦痛に耐えているだけの人です。

これは我慢というより、逃げ方が分からないだけです。

「流星のような」

秋に突然花穂が現れるように見える事から付いた花言葉です。

また、細かい花が集まった姿は、きらめく星をイメージできます。

鋭い輝きを感じさせる、瞬発力とスピード感溢れるプレイスタイルのチームメイトなどに贈るのに向きます。

この花言葉が合わないのは、突然現れて、強く光り輝く才能を発揮する人です。

そういう人の場合は「彗星のよう」と表現し、ちょっと違います。

「誰よりも強い味方」

花穂に多数の花が集まって咲く様子から付いた花言葉です。

「ツルボ」が群生する様子からもイメージ出来ます。

兄弟姉妹や仲の良い親戚に贈るのに向く花言葉です。

親友に贈るのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、次点以下の味方です。

「誰よりも」を安売りする人間は信用されません。

まとめ

「ツルボ」は地上から姿を消す宿根草です。

花言葉を知れば、興味が増し、次に姿を見せるタイミングを待つ事もできるでしょう。

花との出会いを増やしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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