「ツルバキア」という花をご存知でしょうか。
「ツルバキア」は、南アフリカ原産、ネギ科ツルバキア属の多年草です。
今回は、「ツルバキア」の花言葉や由来について、詳しく見ていきましょう。
「ツルバキア」の花言葉
ピンク・白・薄紫色の花を咲かせる「ツルバキア」の、3つの花言葉をご紹介します。
「小さな背信」
「ツルバキア」が持つ2つの対照的な香りが、「小さな背信」の由来とされています。
花は甘い香りがするのに対して、茎は切るとニンニクのような香りがします。
甘い香りとは裏腹に、癖のある香りも放つという特徴があります。
「小さな」とは、花の大きさを意味しています。
「ツルバキア」の花は、小さくて星のような形をしています。
「ツルバキア」の特徴を、最もよく表している花言葉です。
「落ち着きある魅力」
小さな花が控えめに咲いている様子が、「落ち着きある魅力」の由来とされています。
「ツルバキア」は、長い茎の先端に小さな星型の花が複数咲きます。
主にピンク・白・薄紫色の花が咲きますが、どの色も華やかでありながらも、控えめで上品な印象があります。
「残り香」
花と茎の香りが、「残り香」の由来とされています。
「ツルバキア」の花は、1. 5㎝程の大きさですが甘い香りがします。
長く伸びる茎も、ニンニクのような強い香りがあります。
2つの異なる印象的な香りを持つ、「ツルバキア」らしい花言葉です。
「ツルバキア」の名前の由来
18世紀に南アフリカを率いていた「ツルハグ」という人物の名前が、「ツルバキア」の由来と言われています。
「ツルバキア」は、南アフリカ原産の植物です。
南アフリカと強い繋がりのある植物である事が、よくわかる名前の由来です。
「ツルバキア」の豆知識
花言葉の由来にもなっている「ツルバキア」の花の甘い香りは、開花時期である5月〜9月頃に楽しむ事ができます。
丈夫で育てやすい花なので、香りがある花が好きな方におすすめの植物です。
ただし、茎を切ると特有の強い香りが漂ってしまうので、切り花には不向きなようです。
甘い香りが好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
まとめ
小さな星型の花が上品で美しい、「ツルバキア」についての解説でした。
どこかで見かけた時は、花の甘い香りを楽しまれてみてください。