「ツピタンサス」は、ウコギ科シェフレラ属の常緑樹です。
「ツピタンサス」は元の属名から付いた名です。
北インドから中国の熱帯域を原産とし、日本では観葉植物として流通しています。
葉は放射状に小葉が付き、ひとまとまりで手を思わせる形状です。
若い幹は柔らかいため、曲がり仕立てにされた個体も多く、独特の個性になっています。
今回は「ツピタンサス」の花言葉について解説します。
「ツピタンサス」の花言葉
「幸福」「家族愛」「思いのまま」といいます。
いずれも良い意味で、贈り物にも自宅へ飾るのにも向きます。
「幸福」
鉢植えで室内に置かれる事の多い「ツピタンサス」ですが、現地では大きく育ち、雨風から人や家を守るとされている事から付いた花言葉です。
また「幸せを呼ぶ木」と呼ばれている事も意味が合います。
何が自分の幸せかはそれぞれです。
人による違いがあるのは当然ですが、自分の年齢で変わって来るものもあります。
昨日おいしくて幸せと思った食べ物が、二日酔いの今日は見るのも嫌と感じる事もあるのです。
その瞬間に感じる「幸福」は、様々な偶然が重なった奇跡として、見逃さず享受する姿勢が大切です。
1番幸せでいて欲しい人へ贈るのに向きます。
それ以外の人に対しては、1番の人の幸せと干渉する可能性を理解して贈りましょう。
誰にでも合う花言葉ですが、贈るほど意味は薄まります。
「家族愛」
「ツピタンサス」の木立が、現地で激しい風雨から家を守るイメージから付いた花言葉です。
家族への愛情は尊いものです。
家族の為に身を削って働く人もいるでしょう。
家族のために、自分の意見を曲げて他と合わせるのが必要な時もあります。
忘れてはいけないのは、あなたも家族の一員であるという事です。
自分独り我慢すれば良いと考えず、自分の為にもなるよう選択しなければ、長くは続かないものです。
自分達家族の為に、リビングへ飾るのに向く花言葉です。
家族のメンバーが増えた時の友人へ贈るのも良いでしょう。
「思いのまま」
柔らかい幹を曲げ、独特な形で売られる事が多い事から付いた花言葉です。
自宅でも幹が柔らかいうちは曲げられますが、固定したまま数週間、数ヶ月と時間をかける必要はあります。
就職して、初めて独り暮らしする部屋へ飾れば、今後の人生を「思いのまま」過ごすという決意になるでしょう。
一方、「思いのまま」生きる事にネガティブな感情を持っているなら向きません。
誰かに贈っても、悪口か皮肉にしかなりません。
まとめ
「ツピタンサス」の花言葉は「幸福」「家族愛」「思いのまま」といいます。
曲がる幹が特徴的ですが、自宅で出来そうなでも慌てず、数ヶ月かけるつもりで曲げましょう。
植物を一層好ましく感じさせてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。